BTS(防弾少年団)、兵役特例はどうなるか?…明日(25日)法案審査少委員会で協議

 

芸術体育要員とは、国威の宣揚と文化創達に寄与した特技者が軍服務の代わって芸術体育要員として代替服務をすることができるようにするという制度だ。代替服務は、4週間の基礎軍事訓練を含む34ヶ月間、自身の特技分野で活動し、544時間の奉仕活動を履修することで兵役の義務を履行する制度だ。代表的な芸術体育要員がサッカー選手ソン・フンミンだ。彼はイングランドのトッテナムで選手として活躍すると同時に、大韓サッカー協会(坡州:パジュNFC)のサッカー講演、江北ロンドン学校青少年サッカー講習などで公益服務を履行している。現在海外での選手生活に加え、コロナ禍という特殊な状況のために主に幼少年選手たちにオンラインでメントリングを行っている。


大衆文化芸術は国家イメージの向上という観点から他の分野に決して劣らない。特に、最近BTSが米国の3大音楽授賞式である「アメリカンミュージックアワード(AMA)」で最高賞を含む3冠という前代未聞の記録を立てたことで、その価値を正式に認めなければならないという意見が大きくなっている。BTSは未来世代と文化のための大統領特別使節の資格で国連総会に参加して演説し、その波及力は世界的に高く評価されている。


このような活躍にも全盛期にキャリアが断絶される兵役問題だけにおいては、いかなる代替案も設けられていない。そのため、協会は大衆音楽人たちの芸術体育要員の選定に関連して他の分野と比較して不足がなく、国民的共感帯を得ることができる基準を設定しなければならないと明らかにした。そうすれば芸術体育要員編入の選定が乱発せず、大衆文化芸術の成果が法と制度の中できちんと認められて支援されるようになるという立場だ。今回の兵役法改正を通じて、今後も韓国の大衆音楽者たちが全世界の人々の心をつかみ、国威の宣揚という目標に向けて精進できる土台を作らなければならないと強く訴えた。

2021.11.24