※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
21日に放送されたSBSドラマ「今、別れの途中です」12話(視聴率7.9%)は、避けようとするヨンウン(ソン・ヘギョ)と、それでもヨンウンに歩み寄ろうとするジェグク(チャン・ギヨン)の様子が描かれた。
ジェグクは、ヨンウンにユン・スワンは自分の兄で10年前に他界したと告げた。スワンは10年前にヨンウンに会いに行く途中で事故に遭って死亡したのだった。元恋人スワンの死について初めて知ったヨンウンは、悲しみに暮れた。ヨンウンにとってスワンは、初めて頭ではなく気持ちでの選択だったのだ。だから煙のように消えてしまったスワンの存在は、10年間ずっとヨンウンの心をつかんでいたのだ。
スワンの死ほどヨンウンの気持ちをつらくしたのは、ジェグクとスワンの関係だった。ヨンウンはジェグクと会った時も知らないふりして通り過ぎた。そうやってスワンの弟であるジェグクに対する気持ちを落ち着かせるのが正しいと思っていたからだ。しかし恋愛感情は抑えたいからといって抑えられるものではなかった。ヨンウンは友人のミスク(パク・ヒョジュ)の前でこらえていた涙を流し、気持ちを爆発させた。
ヨンウンは「実はあの時、あの人のお兄さんがスワンだって言うんだけど、私はどうしようと思った」と押し殺していた気持ちを吐き出した。いつの間にかヨンウンの胸の中にはスワンよりもジェグクのほうが大きくなっていたのだ。
ヨンウンはジェグクに別れを告げた。ジェグクは引き下がらなかった。いや、引き下がれなかった。誰に何を言われようと、ジェグクの中ではヨンウンが大きな存在になっていたからだ。ジェグクはヨンウンに「一つだけ答えてくれ。僕に会いたかった?僕は君に会いたかった」と言った。
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