特にソン・ドギムに門前払いをくらったイ・サンが反省文で復讐（？）をするなど、ふたりがぶつかる様子が温かい笑顔とときめきを与える。
こんな中でイ・サンとソン・ドギムの感情が一層深まっていく。「あなたが私に振り回されたのですか？私があなたに振り回されたのでしょうか？」と尋ねるイ・サンの声と、「一介の宮女ですが、殿下の者です。一生そばを離れず、一生殿下だけのために生きる殿下の者です」と誓うソン・ドギムの姿は、単純な男女関係を越えるふたりの共感と切ない愛を期待させている。

また、豊富な舞台設定は時代劇の魅力を最大限生かし、東洋の旋律が生きる音楽はシーンの感情ラインを最大に表現してドラマに引き込む。わずか4分のハイライトだけでもエキサイティングなストーリーと演技、流麗な出来栄えを予感させる「袖の赤い裾口」の初放送に期待が高まっている。
MBCの新しい金土ドラマ「袖の赤い裾口」は、時代劇の名家MBCが2年ぶりに披露する正統時代劇で、12日（金）夜9時50分に韓国で初放送される予定だ。