韓国の大手映画館運営企業「CJ CGV」(以下「CGV」)が5日、今年第2四半期の売上高と営業損失を公開した。
それによると、CGVの第2四半期の売上高は1621億ウォン(156億円)、営業損失は775億ウォン(約74億円)だった。
CGV関係者は「新型コロナウイルスの影響で、第2四半期も苦しい状況だったが、ウィズコロナが進んでいるトルコと中国の業績回復とヨーロッパ・北米の4DX事業の売上増加により、昨年同期比で売り上げは4.4%上がった」と明かした。また、「国内はもちろん、CGVが進出しているすべての国において、継続的に費用削減と運営効率化をしてきたおかげで、昨年同期比で営業損失は減少した」と述べた。
CGVによると、国内での売上高は昨年同期比9.5%減の893億ウォン(約86億円)、営業損失は昨年とほぼ同じ水準の430億ウォン(約41億円)を記録した。新型コロナウイルス感染者の急増による「社会的距離の確保」措置強化で、営業時間が制限されたことなどが大きな打撃となった。
中国は7月、洪水による自然災害で全国的に(犠牲者への)哀悼による自制の雰囲気が広がり、実績回復が多少もたついた。売上高は昨年同期比42.6%増の512億ウォン(約49億ウォン)、営業損失は173億ウォン(約17億円)を記録した。
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