タレントパク・スホン、”実兄”相手取った116億ウォンの訴訟…初公判に「出席」の可能性は?


韓国タレントのパク・スホンが、実兄夫婦を相手取った116億ウォン(約10億円)台の損害賠償請求訴訟の初公判が、きょう(29日)に開かれる。

29日、ソウル西部地裁はパク・スホンが提起した訴訟の1次弁論期日を行う。

韓国メディアは、この日の初公判にパク・スホンと実兄夫婦が法廷で直接顔を合わせる可能性は「高くない」と報じた。民事訴訟弁論期日では、当事者らの出席がなくても法律代理人らだけの赤席で両者の立場を主張、確認できるためだ。

これに先立ち、パク・スホンの法律代理を務める法務法人「エス」は去る6月22日、実兄夫婦が30年間パク・スホンの出演料を横領していたとして、86億ウォン(約8億3500万円)の損害賠償を請求する訴訟を起こした。以降パク・スホン側は検察の調査過程で、実兄夫婦がパク・スホンの個人通帳から無断で出金した追加横領の状況が確認され、損害賠償要求額は116億ウォン(約11億円)へと増えた。さらにパク・スホンは、特定経済犯罪加重処罰法違反(横領)容疑で実兄夫婦を検察に刑事告訴した。

パク・スホンは、実兄が運営するマネジメント事務所で芸能界活動を行ってきた。パク・スホン側は、実兄が設立したマネジメント法人での収益を一定に分配しようとしたが実兄らはこれを守らず、法人の資金を私的に流用・横領したと主張している。

WOW!Korea提供

2021.10.29