特に、チョ・ジョンソクにいたっては、“チョダクション(チョ・ジョンソク+インダクション)”というニックネームがつくほど、火の調節が抜群に上手く、チョン・ギョンホはコチュジャンスジェビ(コチュジャン辛煮込みすいとん)の生地をこねていたとき、小麦粉を股のあたりにぶちまけてしまったり、人の話を聞いていないなど、ちょっと抜けたところがある(?)ようだが、他のメンバーが何か聞きたいとき真っ先に呼ぶのがチョン・ギョンホであり、自前の中華包丁を持参し、見事な腕前を見せるなど、料理においては頼りになる存在だった。
また、メンバーたちが軍手をはめるとき、手術の手袋をはめるように、2人1組で軍手をはめながらキャッキャッする様子や、チョ・ジョンソクが何気なくギターを弾くと、それに合わせてメンバーたちが歌い始める姿もドラマと重なるようで、彼ららしかったし、ナPDとの掛け合いも面白かった。一日に二食でいいかと聞くチョン・ギョンホに、ナPDは「一日に三食食べる番組ですよ」とピシャリ。
「ヒーリングする番組ですよね?」と聞くチョ・ジョンソクには、「ジョンソク、よく考えてみろ。今、何の雑念もないだろ?これがヒーリングだよ」とナPD。そのやり取りを聞いていたチョン・ミドが「お腹が空いているのも忘れちゃったよ」と言えば、キム・デミョンも「何なら、きのう撮影したことも忘れちゃったよ」と応戦し、慌ただしくする中でも、和気あいあいとした雰囲気だった。
ほかにも、チョン・ギョンホが「音楽でも聴く?」とCD・カセットテープを探しに行くと、妻であるGUMMYの1stアルバムがあったと話すチョ・ジョンソク。だったらGUMMYの曲を聴こうとノリノリのチョン・ギョンホに、「おい、照れくさいよ。ちょっと待って」と言いながらも、「テープじゃなくて、CDだよ」とご丁寧にCDであることを伝え、キム・デミョンに「自分から言ってる」とつっこまれる一幕も。
言っていることとは違い、デレデレしたチョ・ジョンソクの幸せそうな表情も印象的だった。
ともかく、初回放送から大反響の「賢い山村生活」。全何話で構成されるのか、まだ明確に発表されていないが、次回からはユ・ヨンソクも加わり完全体に。さらに、ゲストとしてシン・ヒョンビン、キム・ヘスクらも登場することが予告されており、どんなエピソードが飛び出すのか期待される。
WOW!Korea提供