トークパートの後半は、ファンから寄せられた質問やリクエストに答えるコーナー。「軍隊に行って、身体のどの部分が変わったか」という質問には、「いっぱい食べて運動したので太りましたが、以前よりも身体に厚みが出たのは良かった。筋肉バキバキになってグラビアを撮ったミンファンみたいに公開できないけれど、ライブでテンションが上がったら見せるかも」と回答。「仕事が忙しすぎて、FTISLAND の曲を聴いて癒やされてます。元気がでるメッセージをください!」というお願いには、「入隊中によく思い返していたのが、僕の人生で一番大切で美しい、FTISLAND と Primadonna(ファン)の愛と友情。Primadonna に対する感謝の気持ちがますます大きくなり、除隊後は恩返ししたいと思いました。辛くても愛する人のことや FTISLAND のことを考えて、もう少し頑張って。人生、プラスがあればマイナスもある。だからこそ、いいことがもっと良く感じられるんです。一緒に頑張りましょう。
僕も頑張ります」と優しいエールを送ってくれた。
ゲームコーナーでは、体力測定に挑戦。ひと足早く除隊し、ファンミーティングを行ったホンギから「ジェジン、そろそろ身体を動かしたいんじゃない? 俺と勝負だ!」という挑戦状が届き、ホンギが自身のソロファンミーティングで行った体力測定と同じメニューで対戦したが、引き分けという結果に終わった。
「楽しい時間はあっという間。やっぱり最後は、ライブで締めた方が良いと思って」と、再びバンドメンバーがスタンバイし、ラストはまた、ライブパートに。
「皆さん、早く会いたいです。早くライブをして、みんなで叫んで笑いたい。でも、コロナってヤツのせいで……。これから歌う曲は、僕の大好きなソロ曲。軍隊で辛かった時も、この曲を皆さんの前で歌ったことを思い出して、頑張れました。大変な状況ですが、もう少し頑張って、僕らと一緒に楽しく遊ぶ日を待ってください。その日が来たら、そこからはもうストップなして、ずっと行きましょう。FT のライブも早く皆さんの前でやりたいです。今日は本当にありがとうございました。次は日本で会いましょう。そして、日本で遊びましょう。みんなのジェジン、そして FTISLAND のベースのジェジンでした。ありがとうございます」と挨拶をして、入隊前にリリースしたソロ曲、「Share the Love」と「Love Like the Films」を歌い終わると、「みんな、また日本で会おう、またねー!」と手を振った。
ソロイベントということで、ベースを弾く姿は見ることができなかったが、かわいい笑顔と、優しさあふれるジェジンは健在。軍隊生活でさらに強い心を手に入れた彼はきっと、今まで以上に優しい人になっている気がする。久々の日本イベントだったが、「軍隊でも日本語を勉強している子がたくさんいて、僕が教えてあげていました」というエピソードを語ってくれたが、日本語も入隊前と変わらず。次は、FTISLAND として 3 人そろった姿を見せてほしい。
取材・文/坂本ゆかり
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