「BTS(防弾少年団)」JIMIN、ポリオ患者のために1億ウォン(約930万円)をひっそり寄付…WHOも注目


アイドルグループ「BTS(防弾少年団)」JIMIN(ジミン)が1億ウォン(約930万円)のポリオ(急性灰白髄炎・小児まひ)撲滅基金寄付のニュースが遅れてわかり、大きな感動を与えている。

去る7月、JIMINが奉仕クラブ連合体であり、キョンサン(慶尚)地域だけで約3900人の会員を持つ非営利奉仕団体の国際ロータリー第3590地区にポリオ撲滅基金として1億ウォンを寄付したことが、約2か月経って偶然わかった。

集まった基金は10月24日の「世界ポリオデー」に開封する予定。世界ポリオデーはポリオの病魔と闘うことを記念する日であり、国際ロータリー(Rotary International)によって10月24日に設立された年例記念日だ。

WHO(世界保健機関)のソーシャルメディア責任者Sari Setiogi Griberg氏は「ポリオワクチンは1988年以降99%以上減少し、毎年わずか数百件に過ぎない」とし、JIMINの寄付のニュースを引用して「私たちはこの疾病を歴史に残すことができる機会を得た」という言葉で感謝を伝えた。

あるファンによって偶然、JIMINの寄付が発覚し、SNSで知られるとファンは「THANK YOU JIMIN」「CHARITY ANGEL JIMIN」というリアルタイムトレンドのキーワードで尊敬と感謝の気持ちを表現。善良な影響力を見習ったファンの寄付へとつながり、好循環の良い例を改めて示している。

なお、JIMINは後輩らのために全校生徒1200人の机と椅子の交換、教育費の支援に続き、釜山教育庁に1億ウォンを寄託して、低所得層の生徒たちを支援。全羅南道教育庁に1億ウォンの寄付金を伝達し、全羅南道地域芸術分野の優秀人材養成を先導するなど、持続的な寄付をおこなっている。

WOW!Korea提供

2021.09.22