日本で活動中の韓国俳優テジュが、6月12日(土)に開幕した松本幸大(ジャニーズJr.)が主演する舞台「Les Miserables~惨めなる人々~」に出演中! ダンス・歌・芝居とで構成されるエンターテイメント舞台として創る演劇版「レ・ミゼラブル」となる本作に、アンジョルラス役として熱演を繰り広げているテジュに、書面インタビューを通じて、今回の舞台のことはもちろん、近況やライブイベントへの意気込みなども聞いてみた。
-元々「レ・ミゼラブル」は好きな作品だそうですが、今回、「Les Miserables~惨めなる人々~」に出演が決まったときはどう思いましたか?
やっぱりいつかぜひ挑戦したい作品だったので、嬉しかったですね。まだ役が決まっていないときは、どの役になるのかすごくドキドキしていました。
-「レ・ミゼラブル」は世界的に人気の作品ですが、どこで見たものが印象に残っていますか?
全部好きですけど、韓国でミュージカル「レ・ミゼラブル」の初演があったとき、招待でゲネプロを見たんです。そのときの印象がすごく強いですね。鳥肌がめっちゃ立ったのを覚えています。
-テジュさんが演じられるアンジョルラスは、カリスマあふれるリーダーのイメージがありますが、どういう部分にこだわって、演じられていますか?
最近また芝居の勉強をしています。一番大切にしていることは、作品の中で定められた運命に逆らう事ですね。結局、革命軍はみんな死んでしまいますが、死ななくて革命を成功させることを目標としてやっています。
-今回共演されるキャストの方とは以前から親交のある方はいらっしゃったんでしょうか? それとも初めての方が多いんでしょうか?
出演者が多いので、もちろん初めての方がほとんどですね。
-稽古中のエピソードなどは何かありますか?
エピソードっていうか…、やっぱりこういう時期だから、皆さんと親しくいっぱい話す機会がありませんでした。休憩時間は演技の本を読んだり、自分の役だけに集中していました。でも、これもまた普通の現場とは違う良さかもしれませんね。
-この作品は“ミュージカル”ではなく、エンターテイメント舞台として創る演劇版「レ・ミゼラブル」ということですが、見どころを教えてください。
ミュージカル「レ・ミゼラブル」はソングスルーなので台詞がほぼないですが、この作品は演劇みたいな形式を持っているので、また違う味で楽しめると思います。
-「Les Miserables~惨めなる人々~」が千秋楽を迎えた翌日21日には、延期されていたライブイベントを開催されます。今の心境はいかがですか?
本当に久しぶりにライブで皆さんに会えるので、すごく楽しみにしています。昔は当たり前のようにできていたことが、今はできなくなったってことは、毎日を大切に生きなきゃいけないなと思いました。
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