本作は、底辺の生活から抜け出すことを夢見る二人の女性が、ソウルの歓楽街を舞台に、隠された金塊を巡って危険な一線を越えていくガールズ・リベンジ・サスペンス。主演は、ドラマ「わかっていても」「夫婦の世界」のハン・ソヒと、映画『バーニング』『バレリーナ』のチョン・ジョンソによるW主演だ。第50回トロント国際映画祭でワールドプレミア上映され、熱い反応を得たほか、第30回釜山国際映画祭でも正式出品された。さらに、第10回ロンドンアジア映画祭(London East Asia Film Festival/LEAFF)のコンペティション部門で最優秀作品賞を受賞するほど、国内外の注目を集めている。
ステージに登場したハン・ソヒは、「こんばんは。『PROJECT Y』でミソン役を演じたハン・ソヒと申します。お会いできてうれしいです」とあいさつ。
出演した映画でのPRでの来日は初めてとのことで、心境を問われると「映画のPRで日本の観客の皆さんにこうしてごあいさつすることができ、慣れていないからか新鮮でもあり、不思議な感じもしていますが、とても感謝しているという気持ちを伝えたいです」と微笑み、会場からは「かわいい!」という声が上がった。
強烈なキャラクター・ミソンに似ているかどうかについて聞かれると、ハン・ソヒは「似ていたらいけないと思うのですが(笑)」と前置きし、会場を笑わせながらも、「映画をご覧になったらわかると思うのですが、人間的な部分は似ているのではないかなと思います。皆さんがどう思われるのか気になります」と語った。
共感できる部分について、「人に接する時の“心”ではないかなと思います。映画を観ていただければわかると思うのですが、ミソンという人物は、人に接する際にとても本能的に動くキャラクターだと思います」と説明した。
今回共演したチョン・ジョンソは、プライベートでも友人関係だという。共演が決まった時の心境を聞かれると、「台本を一緒に読んだのですが、出演を決める上でジョンソさんという俳優の存在が非常に大きかったと思います。同じくらいの年齢の俳優が一つのフレームの中に収まるというのは、韓国映画ではそれほど多くないので、そこにも強く惹かれました」と振り返った。
映画の予告編には、二人で墓を掘り起こすシーンが使用されているが、ハン・ソヒにとっても印象深い場面だったという。「その日はとても寒かったのですが、ジョンソさんと私は頑張って土を掘り起こしていました(笑)」と振り返った。
質問の最後に、注目して欲しいポイントとして、「この映画にはミソンとドギョンが出演しますが、それ以外にも、それぞれ異なる魅力を持った多くのキャラクターが出てきます。なので、ある特定の俳優が目立つ作品というより、アンサンブルに近い映画になっているので、ぜひ、それぞれのキャラクターの魅力に注目していただけると、より楽しんで観ていただけると思います」と呼びかけた。
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