2月27日(金)福岡ヤフオクドームにて福岡ソフトバンクホークス対韓国三星(サムスン)ライオンズの親善試合が開催された。
日韓の親善試合ということで、日本で圧倒的な人気を誇る韓国の6人組ダンスヴォーカルグループ超新星が試合前に登場し、ミニライブと始球式でセレモニーを華やかに彩った。
現在入隊中のソンジェを除く、リーダー・ユナク、グァンス、ジヒョク、ソンモ、ゴニルの5人は日本と韓国で活躍中。
大歓声の中、ソフトバンクホークスのマスコット、ハリーホークスの先導で“貴公子”をイメージさせる真っ白な衣装を個性的に着こなしたソンモ、ジヒョク、ユナク、ゴニル、グァンスの順で登場すると、球場内からは「超新星~!」と一段と大きな声援が送られた。
ヤフオクドームにて行われる工藤公康監督率いる福岡ソフトバンクホークスとリュ・ジュンイル監督率いる三星(サムスン)ライオンズの親善試合は2010年2月のロッテジャイアンツ戦に続き、2試合目。
ユナクは韓国語に続き、日本語で「ソフトバンクホークスとサムソンライオンズの親善試合に参加できて、僕たち超新星はとてもしあわせです。いい試合になるよう期待しています」と感謝の言葉とともに、あいさつすると、グァンスが「それでは、3月4日に発売される日本ニューシングル『きっと』を披露したいと思います」と繋げ、「それでは、聴いてください」とユナクの紹介でミニライブがスタート。
メンバー全員が180cm以上のモデル並のスタイルで、繰り出されるダイナミックなダンスパフォーマンスは圧巻。
複雑なフォーメーションから生み出されるキレのあるダンスと高い歌唱力をもつ5人が織りなす歌声は場内を沸かし、話題の“約束ダンス”で、さらに盛り上げ、超人気トップグループとしてのカリスマ性とパワーを見せつけた。
新曲「きっと」と人気曲「Stupid Love」の2曲を披露すると、ユナクが「みなさん、今日は楽しんでください!」と呼びかけ、「以上、僕たちは超新星でした!」とキメのあいさつでライブを締めくくった。
試合に先立ち行われた始球式には、芸能人の野球チームにも所属しているという抜群の運動神経の持ち主のグァンスがグループを代表して大任を果たした。
今回の福岡での始球式は2012年のソンジェに次いで、2度目。
メンバー4人が見守る中、礼儀正しく一礼し、ピッチャーマウンドに立ったグァンス。
セットポジションをとったグァンスが見事なピッチングフォームを披露し、無事に大役を果たすと、スタンドから大きな声援と拍手が送られた。
ソフトバンクホークスの捕手、拓也選手と熱い握手を交わし、再び、四方に深く頭を下げたグァンスは清々しい笑顔で、マウンドを降りた。
超新星のメンバーも満面の笑みで手を振って、スタンドの声援に応え、グランドを後にした。
その後、別会場で対象者200名を限定としたハイタッチ会が実施され、日韓の親善試合にさらに華を添えた。
ハイタッチ会場には超新星のファンはもちろん、ソフトバンクホークスのTシャツを着た野球ファンの姿も多く見受けられた。
グァンス、ジヒョク、ゴニル、ユナク、ソンモの順でハイタッチ会が進行。
グァンスは一人ひとりに「ありがとう!」と声をかけ、ジヒョクはキラキラした瞳でファンに視線を合わせてハイタッチ。
ゴニルも満面の笑みで「こんにちは!」と声をかけ、ファンと手を合わせるとリーダー・ユナクは力強いハイタッチでファンを迎い入れた。
ソンモも微笑みながら、ときにはファンの言葉に耳を傾け、ファンと優しく触れ合った。
ハイタッチ会には男性や小さな子どもの姿も見られ、メンバー全員が男性には男らしく、小さい子どもには腰を曲げて、目線を合わせ、その小さな手を暖かく包み込んだ。
感激して、泣き出すファンには「泣かないで」と優しく声をかけ、車椅子のファンにはメンバー自らが歩み寄る一幕も。
目の前の光景からはスキルの高いステージパフォーマンスはもちろん、メンバーの人柄の良さが彼らの圧倒的な人気の裏付けだということが伺えた。
エキサイティングする試合運びをさらに盛り上げるべく、5回裏が終了し、暗転したグランドに超新星が再登場した。
グランド中央にスポットライトを浴びて、立ったメンバー5人は「With you」を韓国語で熱唱。
ダンスを封印した、R&B調の楽曲をドラマチックに歌い上げ、両チームにエールを送ると、場内からは惜しみない声援と拍手がこだました。
親善試合は6回表にサムスンライオンズの4番チェ・ヒョンウ選手がホームランを放ち、0対3で、サムスンライオンズが勝利を飾った。
超新星はソンジェを除く、5人編成第一弾となる18thシングル「きっと」を3月4日にリリースする。
抽選で選ばれたラッキーなファンと初めていっしょに撮影したMVが話題を呼んでいる同曲は新たな始まりに向かっていく超新星の未来への希望をピュアな気持ちで歌ったもので、グァンスとゴニルによるラップ部分の詩にも注目されている。
日韓交流50周年となる今年、新たな日韓の架け橋となる超新星のさらなる活躍に大きな期待が寄せられている。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
■超新星オフィシャルサイトhttp://www.choshinsei.com/
■福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイトhttp://www.softbankhawks.co.jp/