ソン・ジュンギ主演「ヴィンチェンツォ」をさらに没頭して見るための3つのポイント

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

俳優ソン・ジュンギが魔性の魅力で「ヴィンチェンツォ」の人気を引っ張っている。

ソン・ジュンギは、ケーブルチャンネルtvN土日ドラマ「ヴィンチェンツォ」でカタルシスを喚起させる演技力と見事なビジュアルで話題を集めている。劇中のキャラクターの完成度を最大化させるため3つの魅力で視聴者たちを魅了している。

ソン・ジュンギが演じるヴィンチェンツォは、弱者に弱く強者に強い善人と、悪にはより大きな悪で対抗する悪役の姿まで備えた人物である。極端な感情を行き来するヴィンチェンツォの様々な姿を完璧に消化しているソン・ジュンギの魅力を探ってみた。

▲致命的な視線
初登場から平凡ではなかったヴィンチェンツォは、マフィア弁護士らしくダークなオーラと鋭い視線で劇序盤を圧倒した。クムガプラザに隠された金を最初に発見し、欲望に光らせた視線を視聴者の脳裏に深く刻み付けた。

一方、賭けに勝ってホン・チャヨン(チョン・ヨビン)にデコピンする時の眼差しは、ソン・ジュンギのメロ演技をさらに期待させた。

16話の放送では、彼の目の演技が最高潮に達した。母オ・ギョンジャ(ユン・ボクイン)の死に向き合ったヴィンチェンツォは悲しみと哀歓が込められた眼差しで涙を誘った。犯人を拷問する時の殺気だった視線からはその怒りがブラウン管からそのまま伝わってきた。

すべての感情を余すところなく巧みに演じるソン・ジュンギの繊細な目の演技は、視聴者をドラマに没頭させ最高の観戦ポイントとして挙げられている。(2ページに続く)

2021.04.22