韓国のラッパー、Iron(アイアン)さんが29歳の若さで死去した中、遺族らが葬儀室を設置した。
Ironさんの葬儀室はソウル・チュング(中区)に位置する国立中央医療院葬儀場207号特室に設置された。喪主は故人の姉と両親。出棺は来る28日午前5時で、ソウル追慕公園に埋葬される。
Ironさんは去る25日午前10時25分ごろ、ソウル・チュングにあるマンションの花壇で血を流し倒れているのが発見され、病院に搬送されたが、その後、死亡が確認された。
警察は「これまで他殺が疑われるような点はなく、極端な選択(自殺)有無についてはお伝えできない」と明らかにした。遺書は見付かっていない。
1992年生まれのIronさんは2014年Mnet「SHOW ME THE MONEY」シーズン3で準優勝を果たし、顔を広めた。2015年にシングル「blu」で正式デビューし、2016年にはフルアルバム「ROCK BOTTOM」を発表した。
しかし、Ironさんはその後、数度の騒動を起こした。2016年、大麻吸煙容疑で起訴され、翌年7月の1審で懲役8か月・執行猶予2年の宣告を受けた。裁判部は社会奉仕80時間も命じた。また、2016年、恋人A氏に暴力行為をはたらき負傷させ、脅迫するという事件もあった。これにも裁判部は懲役8か月・執行猶予2年を言い渡し、社会奉仕80時間を言い渡した。
昨年12月には音楽を教えていた同居人の未成年者A君を野球バットで殴った容疑で逮捕され、起訴担当の意見をつけて検察に送致されていた。
WOW!Korea提供