俳優のチュウォンはなぜ「アリス」を選んだのだろうか。
今月28日金曜日の夜10時から韓国では、SBS新金土ドラマ「アリス」(脚本キム・ギュウォン、カン・チョルギュ、キム・カヨン、演出:ペク・スチャン、制作:スタジオS)が初回放送される。「アリス」は亡くなった母親に似た女と、感情を失ってしまった男の魔法のような時間旅行を描くヒューマンSF。“信頼して見ることができる”チュウォンの軍除隊後3年ぶりのお茶の間復帰作で、放送前から熱い関心と期待を集めている。
劇中、チュウォンは男性主人公のパク・ジンギョム役を演じる。パク・ジンギョムは先天的無感情症の刑事だ。チュウォンは刑事役であるだけに、爆発的なアクションシーンの数々をこなさなければならない。また先天的無感情症というキャラクターの特性上、繊細な表現に心血を注ぐ。俳優として容易でない挑戦というわけだ。それにもかかわらずチュウォンが軍除隊後の復帰作として、「アリス」を選んだ理由は何だろうか。「アリス」の制作陣は11日、チュウォンと交わしたインタビューを公開した。
チュウォンは「アリス」を選択した理由について「非常に新しい内容と魅力的なキャラクターに惹かれた。またみんなが共感できる母親に対する内容、これまでとは異なる新しいタイムスリップのために選んだ。これまでのどんな作品よりも新しい感覚があると思う」と明らかにした。
パク・ジンギョムは先天的に無感情症である人物だ。しかし主人公として物語をリードしていくために、さまざまな表現が必要なキャラクターだ。劇的な感情露出なしに人物の心理を表現しなければならないのだ。チュウォンは「パク・ジンギョムは先天的に感情がなく生まれたが、母親の努力で大きく成長したキャラクターだ。一般の人々のように表現することができないために、まなざしで表現するために努力した。日頃は微細な表現で感情を演じ、パク・ジンギョムの感情を触れる部分があるが、その時特にインパクトを与えようとしたようだ」と説明した。
チュウォンの3年ぶりのお茶の間復帰作、SBS新金土ドラマ「アリス」は、今月28日金曜日夜10時から韓国で初回放送される。
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