主演映画「#生きている」が公開5日で観客動員数100万人を突破し、新型コロナウイルスの影響で停滞していた映画界で、初の100万人突破という明るい話題を届けている俳優ユ・アイン。
6月19日(金)と26日(金)に放送された人気バラエティ「私は一人で暮らす(邦題「シングル男のハッピーライフ」)」(MBC)で、3階建ての“アインハウス”や日常の姿をありのままに公開。同番組の歴代最高視聴率は12.9%だが、19日は12.7%、26日は12.0%とそれに迫る勢いの高視聴率をマークし、その人柄も大きな話題を集めた。
個性的で独特な雰囲気を持ち、高い演技力でどんな役も演じ分けられることから“カメレオン力俳優”と呼ばれているユ・アインが、バラエティに出演すること自体、珍しい。しかも、自宅まで初公開。いくら映画のPRとはいえ、そこまで私生活をさらけ出すとは、と思っていたが、実はこの番組への出演はユ・アインからの提案だったという。
「#生きている」でジュヌという役を演じているが、ジュノのような人物なら、バラエティ出演もありうると自分から言ったとか。「#生きている」と自然につながると思ったし、出演したら面白そうだと思ったそうで、「私は一人で暮らす」への出演が実現したのだ。
19日の放送では、起床の様子から公開されたが、なんといっても、5年住んでいるという自宅のすごさに目を奪われた。まるでドラマに出てくる財閥御曹司の部屋のように、1階は広々としたリビング、ダイニングルーム、モダンなキッチン、ワインルームに庭。2階はメインの作業室、ドレスルーム、3階は寝室、大きな洗面所ともう一つのドレスルームがあるのだ。
ちなみに、3階のドレスルームには1階のキッチンまで行くのが大変ということで冷蔵庫まで置いてあり、2階には猫専用の洗面所まで。“成功者の家”そのものだった。ただし、1つだけないものがあった。それがホームエレベーター。
階段を使うしかないため、ユ・アインは家の中で、階段を昇ったり降りたりの繰り返し。しかも、そそっかしいところがあるそうで、よく物を忘れたりするので、そのたびに何往復もし、息をはぁはぁさせていた。5年間、階段の昇り降りで体が痛くなったというユ・アインは「カッコつけて、全部大理石にしてみたけれど、韓国人には合わない。それを反省するために、番組に出演した」とユーモアたっぷりに話した。
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