海外で常習的に遠征賭博(違法賭博)に興じた疑惑がもたれている元「BIGBANG」V.I(スンリ、28)が、約12時間に及ぶ警察での取り調べを終えた。V.Iは今回の取り調べで、賭博の容疑を概ね認めたものと伝えられた。
V.Iは28日午後10時15分頃、ソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊の取り調べを終えて帰宅した。V.Iは同日午前9時56分頃、被疑者として警察に出頭し、11時間以上に渡って取り調べを受けた形だ。
取り調べを終えたV.Iは、取材陣に対し「全ての容疑に対して事実を語った。今後別の取り調べでも誠実に、事実のみを伝えるつもりだ。ご迷惑をおかけして申し訳ない」と語った。
取材陣からは「為替操作疑惑について」「最近ヤン・ヒョンソク氏に会ったことは」などの質問があったが、無言のまま車に乗り込んだ。
所謂「バーニング・サン」事件で今年6月に検察に送検され、2か月後に警察に出頭したV.Iは、正装で取材陣の前に現れ「誠実に取り調べに臨む。ご迷惑をおかけし、改めてお詫び申し上げたい」と頭を下げた。
取材陣からは「外国為替取引法違反の容疑は認めるか」「賭博ではいくら使ったのか」「言いたいことは」などと問われたが、質問に応じないまま弁護人と共に取調室に向かった。
V.Iと元YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク代表(49)は、米ラスベガスなどで常習的に違法賭博に興じ、無登録の外貨取引である為替操作によって賭博資金を得ていたとの疑惑がもたれている。
2人を常習賭博、外国為替取引法違反の容疑で立件した警察は今月17日、ソウル市麻浦区のYG社を家宅捜索し、賭博資金の出処と資金の流れが分かる資料を押収した。
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