メジャーリーグの名門球団ニューヨーク・メッツも7日(韓国時間)だけは、世界最高のボーイズグループ「防弾少年団」にホーム球場を明け渡した。メッツファンの代わりに、客席をいっぱいに埋め尽くしたのはARMY(「防弾少年団」のファン)軍団。韓国歌手としては、初めて米国スタジアム公演に立った「防弾少年団」に向かって、毎打席ホームランが飛び出たかのように、休まずに大歓声を上げた。
7人のメンバーがステージから投げかけたコメント一つ、歌1小節ごとに客席のARMYたちは色とりどりのペンライトを振り、歓声で応えた。公演は開始前から熱かったし、冷たいニューヨークの秋の夜を熱気であふれさせた。
オープニング映像で幕を開けたこの日の「LOVE YOURSELF」シティ・フィールド公演は、終始感嘆の声がもれるステージが相次いだ。アイドルコンサートの真の醍醐味は、ステージと客席の化合だ。一方だけが盛り上がっているだけでは、絶対に公演は完成できない。お互いに呼応し合う呼吸から、この日の「防弾少年団」とARMYは完璧だった。
曲が流れるときは大合唱で、メンバーたちが流暢な英語で話すときは拍手喝采で相づちを打った。「防弾少年団」が世界トップにそびえ立ったいま、彼らと共に苦楽を共にしたARMYも世界最高のファンに成長した。
「LOVE YOURSELF」米国ツアーは先月5日LAを皮切りに、オークランド、フォートワース、ハミルトン、ニューヨーク、シカゴを経て、この日シティ・フィールド公演で完成度の高いステージの真髄を見せた。今回の北米ツアーは、全15公演の22万席がすぐさま完売し、彼らの高い人気を確認させた。
公演に先駆け、J-HOPEは「ここシティ・フィールドで公演をするというのは、本当に意味深いこと。J-HOPEの歌手活動でも、チョン・ホソクの人生でもまた一つの大きな歴史だという気がする。これまでたくさんの公演会場を経て、着実に一段階ずつ上がってきたが、ついにその頂上が目の前に来ている感じだ。この無限の栄光をくれたARMYの皆さんに感謝の気持ちを言いたい」と伝えた。
またVとSUGA、JIMINらは「このように大きなステージに立てて光栄だし、うれしい」とし、「ファンに最高のステージをお見せする」と誓った。JINは「僕たちの公演で、たくさんの観客が一緒に歌ってくださるが、たくさんの方々が僕たちの曲を一緒に歌ってくださると思ったら、公演前だけれど、すでに鳥肌が立つ」と話した。
ジョングクとRMは「大切な夢の一つが叶う気分」とし、「1年の中で最高の日」と感謝の気持ちを伝えていた。
WOW!korea提供