「ジャイアント」などの硬派なドラマで大活躍し、その後、「ずる賢いバツイチの恋」をはじめとするラブコメ3部作で新たな魅力を発揮したチュ・サンウクと「ボスを守れ」「7級公務員」などの“ロマコメクイーン”チェ・ガンヒ共演の、純愛と裏切りのスパイラル復讐愛憎劇「華麗なる誘惑」のDVDがNBCユニバーサル・エンターテイメントより好評リリース中。
これを記念して、1人の女性を一途に想い続ける純情男と復讐に燃える冷酷男の2つの顔を持つ主人公ヒョンウを、多様な表現力と繊細な表情で演じ分け視聴者のハートを鷲掴みにしたチュ・サンウクのインタビューが到着した。
Q. 「華麗なる誘惑」に出演していかがでしたか?
この作品に出演できて光栄でした。長丁場でしたが無事に終わってよかったです。楽しく演じられました。
Q. 「華麗なる誘惑」について
かなりの長編です。長編ドラマの利点ともいうべき本作の特徴は、ミニシリーズより規模が大きく出演者が多い点です。
また長い分さまざまなエピソードを盛り込めて複雑に絡み合っています。それが本作の特徴だと思います。
Q. チュ・サンウクさんが演じるヒョンウについてお聞かせください。
僕の演じる役は誤解によって人生が変わってしまう。父親の敵討ちだけに没頭してきた、ある意味純粋な人物です。
そのせいで、チャンスや大切なものをすべてあきらめてしまう。復讐を果たすために、全人生を懸けるんです。そんな純粋さと正義感の強さが僕と似ているかも。
Q. 撮影前に準備したことは、何かありますか?
まず人物像があまり明確ではなかったので監督と議論を重ねました。悲しみや喜びをはっきり表すキャラではなかった。
台本を読んでも不明瞭だし、監督や脚本家に聞いても分かりづらかった。だから僕がどう演じるかによって、性格づけが変わる役だと考えたのです。
この長編作でどう演じるべきかかなり悩みました。恐らくさまざまな感情を抱くのは間違いないとは思いました。難しい役でした。
Q. 少年期を演じたナム・ジュヒョクさんの演技はいかがでしょうか?
テレビで観ました。背が高く、男前でした。若いですし、僕もあんな頃があったかな。演技面では…最近の若手は皆演技が上手です。
だから彼も多数の作品に出ている。本作ではジュヒョク君だけではなく、他の若手の俳優たちもとても演技が上手だった。共感を呼ぶ演技でした。
Q. ご自身が演じた成人した、ヒョンウ役と比べてみていかがですか?
正直2つの役は外見にズレがありました。“年を取ってから背が縮んだ”と言われたりもした。年をとると背が縮むものです。(2ページに続く)