韓国の6人組ボーイズグループVIXXのユニット、VIXX LR(ヴィックス・エルアール)が、1月10日、東京・豊洲PITで「VIXX LR 1st LIVE SHOWCASE TOUR “Beautiful Liar“」を開催。名古屋・東京・大阪での3公演のライブハウスツアーで約2,500人を動員した。
VIXX LRは、VIXXメンバーのレオとラビからなるユニット。2015年8月にミニアルバム『Beautiful Liar』で韓国デビューし、各種チャートで1位を獲得。メンバー自身が作詞・作曲・プロデュースを手掛けるアーティスト指向のユニットだ。VIXX LRとして日本でリリースはしていないが、今回はショーケースという形で、ユニットとしての初の単独公演となった。
オープニングをラビ作曲「Remember」でしっとりと歌い上げると、2曲目にはレオの未公開曲「難しいこと」を聴かせ、ファンを驚かせた。
MCのアルコ&ピースが登場しトークを進める中で、この「難しいこと」についてレオが、「僕が作詞・作曲した曲。『Beautiful Liar』に入れることができなかったけど、今回、こういう形で聴いていただけてうれしい」と新曲の裏話を披露。また、この日は、VIXXのメンバー、エン、ケン、ヒョギが応援に駆けつけ、客席からふたりに手を振るという微笑ましいシーンも見られた。トークコーナーでお互いを紹介しあうと、レオはラビに「15秒シャワー。シャワーから上がってもちゃんと拭かないからビシャビシャ」と私生活を暴露。ラビはレオに「ハムスター」というニックネームを付けると、アルコ&ピースが「ハムスターのポーズをして!」とムチャぶり。レオは恥ずかしさで悶絶しながらも、かわいく「ハムハム」と言いながらポーズを決めた。
トークで会場が温まると、VIXX曲「テ・ダ・ナ・ダ・ノ」をHIP HOPヴァージョンで。「LRでは、VIXXと違う魅力を見せたい」と言っていたが、POPな曲をさらに楽しい雰囲気にアレンジ。客席にふたりが降りると、ファンも大熱狂。客席にいるVIXXのメンバーと抱き合ったり、ケンが1節を歌う場面も。
中盤はソロ・コーナーを展開。レオは『Beautiful Liar』収録の自作ソロ曲「言うこと(ハルマル)」と、中島美嘉の「桜色舞うころ」のカヴァーを披露。「言うこと(ハルマル)」を情熱的に歌うと、「この曲は、他の人を好きな女性を愛してしまったという内容。僕の経験談かもしれないけど、そうじゃかいかもしれません」と意味深に説明すると、会場からは「キャー」という悲鳴が上がったが、普段あまりしゃべらないレオのソロトークをたっぷりきけたのは大収穫。「LRの活動のときは、ラビが僕にいろんなことをやらせたり、コメント担当にされた」というレオは、トークに四苦八苦しながら「こういう時、メンバーに会いたくなる……」と訴えた。
ラビは彼の代表曲ともいえる「GHOST」と、今年に入ってリリースしたばかりのミックステープに収録した新曲「WHERE SHOULD I GO」をエッジの効いたラップで聴かせた。トークでは、「LRは、作詞、作曲、プロデュースのできるふたりが、VIXXとは違うカラーをお見せするためのユニットとして結成したけど、本当は、僕ら以外のメンバーが他の活動で忙しかったからかも」と言って笑わせると、ヒョギとケンが客席から「ラビちゃん、カッコいい!」と、日本語で声をかけ、メンバーの仲の良さを見せた。
後半はレオがピアノを弾きながらタイトル曲「Beautiful Liar」を歌うと、客席のファンコールもバッチリ。レオは4段高音の美しい響きをファンに届けた。
日本語がまだまだなので、ファンに気持ちを伝える手紙を書いてきたというLR。レオは、「LRとして、日本での初公演は、とても意味のあるもの。未熟な僕たちを見守ってくださるとうれしいです。VIXXでもVIXX LRでも、一生懸命歌います。いつも傍で応援してください」と述べると、ラビは、「新年からいい思い出、いいエネルギーをもらえて、幸せな気分。この公演のために新しい曲も準備してきましたが、気に入ってもらえるとうれしいです。皆さんにカッコいい姿を見せるために努力します。これからも、いつも輝いていてください」とSTARLIGHT(ファン)を星に例えて感謝を伝えた。
また、「新年に新しい姿を見てもらえたが、この後は、VIXXとしての姿を見てもらえる」と言うレオ。ラビが「1月27日に日本1stアルバムをリリースします。タイトル曲の「Depend on me」は、日本オリジナル曲の中で最もVIXXらしいカラーの曲。僕とレオ兄の曲もあるので、よいプレゼントになればと思っています。楽しみだし、緊張もしています。このアルバムでまた会えますので、待っていてください」とVIXXでの活動を予告し、最後はVIXXの代表曲「Error」をピアノとギターの大人っぽいアコースティック・アレンジで聴かせた。
ショーケースとしながらも、LR楽曲だけでなく、新曲やVIXX曲のLRヴァージョンなど、多彩な曲を10曲披露。また、それぞれの素顔を知ることができたトークで約2時間、たっぷり楽しませてくれたVIXX LR。また、彼らを応援するVIXXメンバーの姿が見られる、VIXXファンにとっては年始のお年玉のような公演となった。
VIXX LRは、2月1日に東京国際フォーラムで行われる『THE STAR K-POP SPECIAL LIVE 2016』にも出演。Jun.K(From.2PM)と共に、再び日本でライブを披露する。
<SetList>
1. REMEMBER
2. 難しいこと
3. テ・ダ・ナ・ダ・ノ(HIPHOP ver.)
4. 言うこと
5. 桜色舞うころ(カヴァー)
6. GHOST
7. Where Should I Go
8. Beautiful Liar
9. Error (Acoustic ver.)
10. MEMORY
VIXX 日本1stオリジナルアルバム「Depend on me」
【TRACK LIST】
1. Depend on me
2. ECHO
3. Goodbye your love
4. Chained up –Japanese ver.-
5. Error –Japanese ver.-
6. Love Letter-Japanese ver.-
7. Can't say
8. Spider (KOR)
9. Hot Enough (KOR)
10. Stop it girl (KOR)
11. Heaven (KOR)
初回限定盤A Bonus track Shadow by Leo
初回限定盤B Bonus track With Me by Ravi
通常盤 Can’t say (韓国語ver.)
【形態】
◆初回限定盤A ・・・販売価格 3,500円(税別) VBZJ-11
CD(全11曲+ Bonus track:Shadow by Leo)
+DVD(『Depend on me』MUSIC VIDEO +Making Movie 約18分)
トレーディングカード(全6種のうちランダム1枚)
◆初回限定盤B・・・販売価格 3,500円(税別) VBZJ-12
CD(全11曲+ Bonus track:With Me by Ravi)+ booklet (40P)
トレーディングカード(全6種のうちランダム1枚)
◆通常盤・・・販売価格 3,000円(税別) VBCJ-60002
CD(全11曲+ Bonus track:Can’t say(韓国語ver.) )
トレーディングカード(全6種のうちランダム1枚)
今後のイベント予定
※各会場『ミニライブ&ハイタッチ会』の詳細・参加方法は、VIXX公式サイト[realvixx.jp]: http://vixx.cjve.jp をご参照ください。
■「Depend on me」発売記念予約イベント『ミニライブ&ハイタッチ会』
【日時】2016年1月23日(土)
【会場】東京:東京ドームシティ ラクーアガーデンステージ
【出演メンバー】N, LEO, KEN, RAVI, HYUK ※HONGBINの出演はございません。
【日時】2016年1月24日(日)
【会場】兵庫:神戸ハーバーランド スペースシアター
【出演メンバー】N, LEO, KEN, RAVI, HYUK ※HONGBINの出演はございません。
以下、詳細順次発表。
■2016年1月26日(火) 東京
■2016年1月29日(金) 東京
■2016年1月30日(土) 大阪
■2016年1月31日(日) 福岡
関連リンク
◆VIXX日本公式ファンクラブ<STARLIGHT JAPAN>: http://lovevixx.com
◆VIXX公式サイト[realvixx.jp]:http://vixx.cjve.jp
◆Twitter(@RealVIXX_Japan): https://twitter.com/RealVIXX_Japan