【スターの高級住宅】「2PM」テギョンが約2億9000万円で落札した江南の高級ヴィラ、現在の売り出し価格は約8億7000万円

「2PM」のテギョンが、2018年3月に24億8400万ウォン(約2億8800万円)で落札したソウル・カンナム(江南)の高級ヴィラが、現在も高い資産価値を維持している。

テギョンが現在まで暮らしているのは、カンナムグ(江南区)ノンヒョンドン(論峴洞)にある「アルファイムハウス(ALPHAIM HOUSE)」2次の1戸。現在、同物件2次の別の住戸には75億ウォン(約8億7000万円)の希望価格が設定されている。

テギョンは2025年、インテリア雑誌「Living Sense」とのインタビューで自宅の内装を公開。「リビングからダイニングスペースまで一つにつながっているので、そこで多くの時間を過ごしている。開けた眺めと開放感がもたらすゆとりがとても気に入っている」と語っていた。

テギョンのほかにも、女優チョン・ヘビンやプロ野球選手リュ・ヒョンジン夫妻らが住戸を所有している「アルファイムハウス」。築20年以上が経過しても富裕層から選ばれ続ける理由は、江南の中心にありながら、大型公園を「自宅の庭」のように楽しめる希少な立地にある。

■1次・2次を合わせても35戸…将来にわたり公園の緑を望める希少な立地

江南は、高層ビルや住宅、商業施設が密集し、緑地を見つけることが難しい代表的な高密度の都心地域だ。

そんな江南の中心で、トサン(島山)公園とハクトン(鶴洞)公園を身近に楽しめるとして、長年にわたり富裕層から選ばれてきた高級ヴィラが「アルファイムハウス」1次・2次だ。

新沙洞と論峴洞にそれぞれ位置する1次・2次は、華やかな外観を誇る新築の超高級ヴィラが相次いで建設されているチョンダムドン(清潭洞)やハンナムドン(漢南洞)などとは異なり、落ち着いた伝統的な高級住宅街としての価値を守り続けている。

最近も70億ウォン(約8億1000万円)で過去最高額の取引が成立するなど、今なお富裕層から根強い支持を集めている。

「アルファイムハウス」は、ウヨン総合建設が施工し、2002年に完成した築25年目の高級ヴィラだ。企画段階から「自然の家」を中心的なコンセプトとして掲げた。

マンションの利便性を維持しながら、一戸建て住宅ならではの自然と調和した趣やプライバシーを、都心の中心部に実現することを目指して設計された。建物内部の採光や造園、プライバシーの保護に力を入れたことで、都心にいながら自然を感じられる低密度の居住空間を実現している。

1次・2次が位置する新沙洞と論峴洞一帯は、江南開発の初期から富裕層の邸宅が集まっていた代表的な伝統的高級住宅街だ。

2000年代初め、大規模な一戸建て住宅が中心だったこの地域が、防犯性や管理の利便性を備えた低密度の高級ヴィラ街へと変化する過程で、「アルファイムハウス」が建設された。

特に、シンサドン(新沙洞)の1次は島山公園に、論峴洞の2次は鶴洞公園に直接面する希少な立地を確保。新築の超高級住宅でも実現が難しい、将来にわたって公園の緑を身近に享受できる住環境を備えている。

島山公園と鶴洞公園の周辺は、江南の主要商業エリアや交通網を利用できる一方、大通りから1ブロック奥に位置しているため、都心の騒音から切り離された住環境が整っている。

豊富な生活利便性を享受しながら、外部からの視線を遮断した静かで落ち着いた暮らしができる点が、ほかの高級住宅との差別化につながっている。

■漢江の眺望がなくても…教育・交通・医療の利便性を兼備

各物件の特徴と立地を見ると、新沙洞にある1次は地下2階、地上10階建ての1棟で、全19戸。212平方メートル型と、242平方メートルのA・B型という計3タイプの大型住戸で構成されている。

アックジョン(狎鴎亭)ロデオ通りや島山大路、島山公園周辺の商業エリアに近く、世界的な高級ブランドの旗艦店や高級レストラン、有名カフェ、文化施設などを身近に利用できる。

島山大路を通じて江南の主要ビジネス街への移動が容易で、ソンス(聖水)大橋やトンホ(東湖)大橋を利用すれば、カンブク(江北)の主要地域やカンビョンプクロ(江辺北路)、オリンピック大路へのアクセスも便利だ。

教育環境や医療機関、生活利便施設へのアクセスも、江南で最高水準を誇る。

オンブク(彦北)小学校をはじめ、シング(新鴎)中学校、オンジュ(彦州)中学校、ヨンドン(永東)高校、チョンダム(清潭)高校など、江南の伝統的な「8学群」の名門校が近く、優れた教育環境を備えている。

チャ病院やカンナム(江南)セブランス病院などの大型総合病院も近いため、専門的な医療サービスを迅速に利用できる。現代百貨店狎鴎亭本店やギャラリア百貨店名品館など、韓国最高水準の商業施設にも車で5分以内に移動できる。

鶴洞公園を囲むように位置する2次の周辺には、多くの著名人が暮らす新築の超高級マンション「ブライトンN40」や「リッツハウス」などがある。

2次は2棟、全16戸で、1次よりもさらに住戸密度が低く、徹底してプライバシーに配慮された環境となっている。最高4階建ての低層物件で、住戸は244平方メートルの単一タイプで構成されている。

2次からは、高速バスターミナルや新世界百貨店江南店、ソウル聖母病院など、パンポ(盤浦)一帯の施設を身近に利用できる。

島山大路や鶴洞路を通じて、テヘラン路のビジネス街やオリンピック大路、キョンブ(京釜)高速道路へのアクセスも容易で、江南全域を迅速に結ぶ交通の要衝に位置する。

ノンヒョン(論峴)小学校やハクトン(鶴洞)小学校など、江南の名門校が集まる学区に属し、テチドン(大峙洞)の学習塾街への移動も便利なため、子育て世帯からも高い人気を集めている。

何より、鶴洞公園をびょうぶのように取り囲む地形によって、高速バスターミナルや江南大路周辺の過密な人通りや騒音から、少し離れた住環境を確保している。

両物件とも2002年の完成ながら、1戸当たり3台を超える十分な駐車スペースを備え、24時間体制の防犯システムなど、プライバシー保護に特化した設計を採用している。

近年の超高級住宅に欠かせない条件とされる漢江の眺望はない。しかし、都心の大型公園がもたらす自然環境と、新築に劣らない居住の利便性を同時に享受できる点が、富裕層を引き付ける理由となっている。

■チョン・ヘビンは約8億1000万円、リュ・ヒョンジン夫妻は約7億4200万円で購入

厳重な警備と外部からの視線が遮断された住環境を備えていることから、所有者にはテギョンのほか、芸能人やスポーツ選手、実業家などの富裕層も多い。

女優チョン・ヘビンは、夫と共同で「アルファイムハウス」1次の212平方メートルの住戸を2025年12月、過去最高額となる70億ウォン(約8億1000万円)で購入した。

プロ野球「ハンファ・イーグルス」所属のリュ・ヒョンジンも、妻でアナウンサーのペ・ジヒョンと共同名義で、2026年1月に1次の242平方メートルの住戸を64億ウォン(約7億4200万円)で購入。こちらも同じタイプの過去最高額を更新した取引だった。

■「一度入居すれば手放さない」…物件が出るたび希望価格が数億~数十億ウォン上昇

「アルファイムハウス」のもう一つの特徴は、長期保有する所有者の割合が高く、売買取引そのものが極めて少ないことだ。

分譲時から現在まで住み続けたり、所有権を相続したりするケースが多いため、市場で売り物件を見つけることは難しい。1次は2002年の入居開始以降、実際に成立した売買取引がわずか10件、2次はわずか5件にとどまる。

江南で高級住宅の仲介を手掛ける不動産会社の代表は、「アルファイムハウスは、富裕層が一度入居するとほとんど売りに出さず、代々暮らすほど居住満足度が非常に高い物件だ」と説明。

続けて、「売買だけでなく、賃貸物件さえ1年に1、2件出るかどうかだ」と語った。

公園の緑を将来にわたって享受できるという希少性から、ひとたび物件が売りに出されると、希望価格が従来の相場を数億ウォンから数十億ウォン上回ることもある。

現在、市場に出ている1次の物件は68億ウォン(約7億8900万円)、2次の物件は75億ウォン(約8億7000万円)の希望価格が設定されている。

これは、パンポ(盤浦)やチョンダムドン(清潭洞)などにある新築の大規模な超高級住宅の中・大型住戸の実取引価格を上回るか、同水準に達する金額だ。

築20年を超える既存の高級ヴィラでありながら、その希少性が認められ、超高級住宅としての価値を市場で高く評価され続けている。

実際に暮らす所有者の割合が高いため、賃貸物件が出ることも極めて少ない。直近では2026年5月、2次の住戸が保証金20億ウォン(約2億3200万円)、月額家賃480万ウォン(約56万円)で契約された。

築25年目の建物であることから、今後の老朽化に伴う改修や建て替えの可能性、周辺施設の充実などを考慮すると、島山公園と鶴洞公園に面した土地の価値は、時間の経過とともに一層高まるとみられている。

最新の共用施設や特別な設計を前面に打ち出した新築の超高級住宅が相次いで登場しているが、都心の中心にある恒久的な緑地と、徹底したプライバシーが組み合わさった希少な立地は代替できないというのが市場の評価だ。

近隣の不動産会社の関係者は、「公園に直接面している土地は、ソウルでも数えるほどしかないだろう」とし、「築年数がたっても需要がある理由は、結局のところ希少性の高い立地にある」と語った。

WOW!Korea提供

2026.09.05