「BTS」釜山コンサートD-Day…世界中からARMY大集結



「公演がいよいよ今日だけれど、まだ実感が湧かない」

12日、「BTSワールドツアー アリラン・イン釜山」コンサートが開かれる釜山・蓮堤区の釜山アジアード主競技場一帯は、公演開始の数時間前から「BTS(防弾少年団)」を見るために集まったARMYの高揚感であふれていた。
この日の公演は午後7時開始予定だが、主競技場一帯は公演開始5時間前の昼から、世界各国から訪れたファンでいっぱいになった。「BTS」の公式グッズを購入するために数十メートルに及ぶ列ができ、「BTS」のイメージでラッピングされたトラックや各種オブジェの前では、記念写真を撮ろうとするファンの姿が後を絶たなかった。

会場の各所では、紫色の衣装や応援ペンライト、各種グッズを身につけたファンが三々五々集まり、公演について語り合っていた。一部のファンは芝生や日陰に陣取って休憩を取り、別のファンは会場周辺を見て回りながら思い出を残すのに忙しかった。

午後2時頃、サウンドチェック席の観客入場が始まると、ファンは日傘やうちわなどで日差しを遮りながら、整然と列をなして入場した。この日の釜山の日中最高気温は27度を記録したが、会場を訪れたファンの熱気を冷ますことはできなかった。

警察や案内係は道に迷う外国人ファンを案内し、ファン同士も会場の動線や入場手続きを教え合いながら助け合った。一部のARMYは自作のフォトカードやうちわ、ステッカーなどを無料で配り、公演の雰囲気を盛り上げた。

フィリピンのマニラから来たというアンジェラさん(50代、女性)は「釜山もマニラと同じくらい暑いみたい」と笑った後、「Jiminの地元が釜山だと知っているが、実際に来てみると本当に良い都市だと思う」と語った。

中国・湖北省から来たフー・シシェンさん(20代、女性)は「『BTS』の公演を見るためにソウルを経て釜山に来た」とし「暑いけれど、とても美しい都市」と語った。続けて「公演期間中、釜山の宿泊費がかなり上がったので、蔚山(ウルサン)に宿を取った」と伝えた。

ロシア出身のヤナさん(30代、女性)とベラルーシ出身のリアさん(20代、女性)は「今はソウルに住んでいて、釜山にもよく来る」とし「一番好きな場所は海雲台海水浴場」と語った。続けて「『BTS』はいつも私たちを笑顔にしてくれて、我が家のように心地よい気分にさせてくれる」と愛情をのぞかせた。

国も言葉も文化も違ったが、会場を訪れたファンは皆、「BTS」という共通項で一つになっていた。公演開始が近づくほど、アジアード主競技場一帯は紫色のペンライトと高揚感に染まっていった。

なお、この日の午後3時時点で、アジアード主競技場一帯には1万8000人あまり(警察推計)が集結したとみられる。コンサート会場近くの横断歩道や主要地点には、警察と公演関係者が配置され、観客の移動を案内し、交通整理にあたった。

釜山警察庁によると、この日「BTS」コンサートが開かれるアジアード主競技場と総合運動場駅、社稷(サジク)駅一帯に、交通警察181人が配置された。あわせて白バイ18台(アジアード主競技場12台、広安里6台)を運用し、不測の事態に備えて警察特攻隊も待機させた。警察は13日の公演には週末であることを考慮し、追加の人員をさらに投入する計画だ。

警察はまた、ダフ屋の取り締まりのため、会場周辺に6班・70人あまりの規模の専従取り締まり・点検班も編成した。

この日、行政安全部のキム・グァンヨン災難安全管理本部長も会場を訪れ、関係機関とともに群衆事故防止のための現場安全点検にあたった。政府と釜山市、警察などは、公演終了まで現場の安全管理体制を維持する方針だ。

WOW!Korea提供

2026.06.12