韓国政府が、大規模公演や夏休みシーズンを前に横行する「宿泊料金の便乗値上げ」の根絶に乗り出す。価格未表示や超過徴収が摘発された場合、初回違反でも直ちに営業停止処分を下し、より高い料金を受け取る目的で業者が一方的に予約をキャンセルした場合には、宿泊料金の2倍を賠償するよう規定を大幅に強化する。
韓国政府は4日、「民生物価特別管理関係閣僚TF」を通じて、こうした内容を盛り込んだ「便乗値上げ根絶対策」を発表した。今回の対策は、12日~13日にプサン(釜山)で開かれる「BTS」公演など大規模イベントをきっかけに宿泊料金が急騰し、一方的な予約キャンセルが相次いだことを受けた措置だ。政府が先月29日までに受け付けた苦情311件のうち、予約キャンセルが256件に達するほど問題は深刻だった。
政府はまず、今月の釜山公演に備え、即時対応策を集中的に推進する。青少年修練施設やテンプルステイなど公共宿泊施設を活用し、1900人以上分の代替宿泊先を確保した。交通手段も拡充し、深夜高速バスを40便以上増便し、釜山近郊の電鉄やKTX-イウムなども延長運行する。
宿泊需要分散のため、公演会場近隣のCGVやロッテシネマなど映画館の深夜上映も大幅に増やす方針だ。通常営業が終わる深夜0時以降の時間帯に一般映画を上映したり、HYBE側と協議して公演映像を上映する案などが議論されている。
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