来月21日、ソウル・クァンファムン(光化門)広場で開催されるグループ「BTS(防弾少年団)」のカムバック公演を巡り、近隣で挙式や行事を予定している市民から困惑の声が上がっている。
警察の推計では、最大26万人が集まることが予想される今回の公演だが、開催が公表されたのはわずか2ヶ月前だ。人生の晴れ舞台を控えた予備新婚カップルたちは、大規模な混雑や交通規制、騒音への懸念から頭を抱えている。
通常、式場は6ヶ月から1年前には予約するものだが、今回の公演計画がメディアで初めて報じられたのは、開催のわずか2ヶ月前である1月中旬だった。今さら日程を変更しようとしても、数百万円に達する違約金を抱えなければならない。仮に違約金を支払ったとしても、すぐに代わりの式場を見つけることは不可能だ。
1歳を祝う「トルチャンチ(初誕生祝い)」を準備していた親たちも同様だ。来月、光化門付近で予約をしている30代のA氏は「写真撮影などの費用としてすでに50万ウォンを入金した」とし、「どうすればいいのか分からず、怒りがこみ上げてくる」と語った。
また式場側も困惑している。業者たちは自治体を含む当局から事前に情報共有を受けておらず、光化門一帯のある式場関係者は「予備新郎新婦からの問い合わせが殺到しているが、対応に苦慮している」と吐露し、ソウル市に対し対策を求める苦情を申し立てていることを伝えた。
これに対し、ソウル市の関係者は「安全管理計画の審議が完了次第、迂回路の案内など先制的な措置を取る」と説明した。警察も専用のタスクフォース(TF)を編成し、大規模な人出に備えた安全確保に全力を挙げる方針だ。また、「BTS」の所属事務所であるHYBEも「リソースを総動員して安全に進行する」との立場を明らかにしている。











