tvN土日ドラマ「プロボノ: アナタの正義救います!」(視聴率4.5%)第1話では、賄賂(わいろ)事件に巻き込まれたカン・ダウィ(チョン・ギョンホ)の人生が一変した。
ある企業の会長に対し、誰もの予想を覆す重刑を宣告し、異彩を放つ存在感を見せたダウィは、労働組合から大法官候補として推薦するという知らせを聞き、隠しきれない笑みを浮かべた。人生の目標としてきた権力の頂点、大法官への昇進に着実に近づいた瞬間だったからだ。
特に、ダウィは痛快な判決で世論を沸かせ、細やかな配慮で裁判所の職員たちの信頼を得るのはもちろん、巧みな処世術で上層部まで掌握するなど、隙がなかった。そしてこうした行動は、ついにダウィが大法官候補に名を連ねるという最高の結果をもたらした。
しかし、思いがけずダウィの日常に深刻な亀裂が入った。久しぶりに会った故郷の友人と酒を飲んだ翌日、車の中でなんと12億ウォン(約1億2,000万円)が入ったリンゴ箱が発見されたのだ。正体不明の箱に混乱したダウィは、自分なりの方法で解決しようとしたが、自ら箱を運ぶ映像まで確認され、大きな衝撃に陥った。
裁判所長の激怒により裁判官を辞めなければならない状況に置かれたダウィは、不幸中の幸いにも、法律事務所「O&Partners」の代表オ・ジョンイン(イ・ユヨン)からスカウトされ、新たな突破口を見つけた。これをきっかけにダウィは、弁護士として華々しい活躍を繰り広げ、再び法廷に戻る機会を狙おうと気持ちを固めた。
だが、そんなダウィの期待とは裏腹に、ジョンインはダウィを公益訴訟を担当するプロボノチームのリーダーに配属。日の光が一筋も入らない部屋、さらにキノコまで生える衝撃的な空間に第一歩を踏み出したダウィは、パク・ギプム(ソ・ジュヨン)、チャン・ヨンシル(ユン・ナム)、ユ・ナンヒ(ソ・ヘウォン)、ファン・ジュヌ(カン・ヒョンソク)など、個性あふれるチームメンバーたちと対面し、困惑を隠しきれなかった。







