「取材レポ」NINE.i (ナインアイ) 本プレデビューシングルアルバム『蜃気楼』発売記念ショーケースが盛況裏に終了!

12月3日、東京・Zepp Hanedaにて、日本プレデビューシングルアルバム『蜃気楼』発売記念ショーケース『NINE.i 2024 1st JAPAN DEBUT SHOWCASE』が開催され、i.ENIN(ファン)との楽しい時間を過ごした。
ショーケースのスタートは、2ndミニアルバムのリード曲「Young Boy」のステージから。スピード感のあるビートに乗せて躍動感あふれるパフォーマンスを披露し会場を熱くした。

パフォーマンスを終えると、「Everyday, New iこんにちは、NINE.iで〜す!」とメンバー全員であいさつすると、一人一人の個性がわかる自己紹へ。
ベリは「僕はチームの中でヴォーカルと日本語を担当しているベリでーす」と流暢な日本語であいさつし、ミンジュンは「こんにちは、僕はNINE.iのうさぎ〜。ミンジュニジュニ アジュニジュニ アジュン ミンジュンです」と可愛さをアピール。ソ・ウォンは「こんにちは、僕はNINE.iの、わんわんウォヌ わんわんウォヌウォヌ ソ・ウォンです」とリズミカルにファンも一緒に叫んで息ぴったり。ジェウォンは「こんにちは、皆さん。僕はNINE.iのカピバラプリンス、ジェウォンでーす」と爽やかな笑顔を見せ、バンは「こんにちは、僕はNINE.iの猫ちゃんバンでーす」と手で猫耳を作ってキュートに。ジホは「こんにちは、僕はNINE.iのドラゴン、ジホでーす」とワイルドに、テフンは「昨日の夜から今まで緊張しているNINE.iのテフンでーす」とドキドキ感の伝わるあいさつをした。
デビューした感想を聞かれると、ジェウォンは「NINE.iがついに日本デビューすることになりました。今までファンミもしてファンコンもして、日本で本当にたくさんの活動をしたのですが、こうして日本で正式にデビューすることができて本当に嬉しいです。みなさんよろしくお願いします」と話し、ベリは「僕たちは3年間いろんな活動をしてきました。日本のアルバムを準備することは初めてなので、少し緊張しているんですけど、皆さんの笑顔を見てめっちゃ大丈夫になります。最後まで頑張りますね」と日本語で心境を話した。
日本デビューするまで、さまざまな活動をしてきたNINE.i。ベリは「日本に来てからいろいろな活動をしました。ファンミとかファンコンサートとか。僕の個人的な意見として、一番楽しかったのはKCON JAPANで皆さんに会うことができたことです。めっちゃ楽しかったです」と振り返った。日本での生活が長かったこともあり日本の食べ物も口に合うものが多いようで、ソ・ウォンは「日本のデザートはとても美味しいと思います。僕は日本食が口に合います」と伝え、おすすめとして「ストロベリーマニア」をあげ、「いちごが、めっちゃ好きですよ」と両手でミニハートを作ってイチゴ好きをアピールした。

8月のZeppツアーを終えてからお休みの期間に入った彼らだが、その間は今回のデビュー曲の準備をしていたそうだ。ジェウォンは「服のコンセプトをメンバー一緒に会議しましたし、アルバム作りにも参加しました」と話した。
今回の日本デビュー曲には、オーディション番組に参加しているイドゥンとジュヒョンを抜かした7人でリリース。サバイバル番組に出演する2人に対して、ジェウォンは「ジュヒョンとイドゥンが別々のサバイバル番組に出ているのですが、休みの時に『蜃気楼』を準備している僕たちのところに来て、『頑張れ』って言って飲み物を差し入れしてくれました」と話し、ベリは「ジュヒョンさんから連絡が来た時に、ジュヒョンさん大丈夫?って聞いたのに、僕の話は聞かずに、ご飯買ってください(奢ってください)」と、メンバー同士のエピソードを明かした。

今回の日本デビューについて、家族からの応援の言葉で一番記憶に残っていることを聞かれると、バンは「お母さんはめっちゃT(MBTI)なんです。それで、『気をつけて行ってきなさい』といった言葉はあまり言わないのですが、年末まで日本にいないとならないこともあり、今回は気をつけて行ってらっしゃいと言われました」話し、ミンジュンは「僕のお母さんは温かい言葉というより、デビューは(韓国で)したことがあるんだから、日本ではもっと頑張れるんじゃないかと言われました」と家族との心温まるエピソードを明かした。
日本語が上手なメンバーは誰かという質問には、ファンもメンバーも全員がベリを指名。ベリから見て日本語が上手なメンバーが誰かと聞かれると、メンバー全員頑張っていたが、中でもジェウォンが上手になったと称賛。日本語が一番上手なベリに勉強方法を聞いてみると「僕は最初に勉強した時はひらがなとカタカナを覚えました、漢字は難しかったので。ドラマとか映画をみて、ノートに書きながら覚えました」と話し、ジェウォンは「僕は書いて学ぶよりヒアリングで覚えるタイプ」とコメント。この答えにメンバーからは「頭がいい」と感嘆の声が上がる。そのほかのメンバーも日本語の勉強を頑張っていて、ミンジュンはカタカナを勉強し、ソ・ウォンはヘアメイクをされている時に「ベースは薄くお願いします」という実生活の中で日本語を学んでいるそうだ。バンは「僕は聞いたらすぐにしゃべって、決まり事はなくてフリースタイルで覚えています」とクールにコメントし、クリエイティブ気質を覗かせる。そんな中テフンは日本語の本を買って勉強していると話し、その中で覚えた言葉「俺に喧嘩を売ってるのか」と披露してファンを笑わせることもあった。メンバーから、温かい言葉をリクエストされると、テフンは「愛してる」とハートを作って愛嬌を振りまいた。
日本に長期間滞在していることで日本のものにも自然と慣れていくもの。韓国に持っていきたいものを聞かれると、むくみ取りや入浴剤、ビタミンを持って帰りたいと話し、逆に韓国から日本に持っていきたいものは、リプトンの甘いアイスティーや韓国の辛い食べ物を持って行きたいと話した。

トークの合間には、NINE.iというグループ名ができる前の練習生時代から準備していたという「Never Land」やスタンドマイクを握りしめながら美しい歌声が印象的な「ハナ(一つ)」を披露し、ファンを魅了。
そして、話は日本デビュー曲についてのトークへ。「蜃気楼」はNINE.iのコンセプトである清涼感のあるメロディとメンバーそれぞれのユニークな部分が込められた楽曲。レコーディングで印象的だったことを聞かれると、ジホは「特に難しい日本語の発音はなかったんですけど、普段から僕はあまり水を持ってレコーディングをしないのですが、PDに『水を飲んだ方が良い』と言われて水を飲んでから歌ったら、『もっと上手くなったじゃないか』と言われました」と話し、ジェウォンは「僕が一番最初にレコーディングしたんですけど、ひと声だしてからPDが『一番上手だ』と言っていました」と振り返った。

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2024.12.08