「グッドパートナー」のチェ・ユナ作家、映画「ヒドゥンフェイス」を絶賛

SBSドラマ「グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~」の脚本家チェ・ユナ作家が、映画「ヒドゥンフェイス」の観覧評を伝えた。

映画「ヒドゥンフェイス」は、行方不明の婚約者スヨン(チョ・ヨジョン扮)を探していたソンジン(ソン・スンホン扮)の前に、スヨンの後輩ミジュ(パク・ジヒョン扮)が現れ、居なくなっていたはずのスヨンがものすごく近い秘密の空間で彼らの素顔を目撃しているというひと味違った密室スリラー。

映画を観覧したチェ・ユナ作家は、「全く予想できないストーリーと破格の設定に、上映中ずっと面白くて自然に拍手しながら見た」と絶賛した。


特に、人気ドラマ作家であると同時に、13年目の離婚専門弁護士として離婚相談だけで3000件以上扱った彼女も、現実を超える「ヒドゥンフェイス」の破格の設定に驚きを表した。彼女は「相手の本心を確認するという目的で同意なしに隠しカメラを設置したり、個人のファイルを開けて見たり、隠し撮りや位置追跡をするなどの行為はしばしばあるケースだが、自分の家に隠れて婚約者のプライバシーを盗み見る事例は見たことがない」と伝えた。

また現役弁護士として、キャラクターと映画の中の破格の設定に法的解釈で映画観覧の見どころを加えた。劇中、婚約者が居なくなった後、後輩と浮気するソンジン(ソン・スンホン扮)はもちろん、自発的に身を隠すスヨン(チョ・ヨジョン扮)について、「動画を通じて一方的に婚約を破棄して突然消えてしまう行為は婚約破棄に対する帰責事由があると判断できるし、新居を借りて一緒に暮らしたなら婚約しなくても事実婚が始まったのと変わらないのに特別な理由なしに関係を一方的に終えたなら損害賠償請求まで可能だ」と双方に帰責事由を問えるという観点を提示した。

さらに、挑発的なキャラクターについては「主人公たちがそれぞれ隠していた欲望をあらわにしてぶつかる過程が興味深く、いろいろ考えさせられた。俳優ティルダ・スウィントン(Tilda Swinton)があるインタビューで『成功とは何だと思うか』という質問に『自分自身を隠す必要がない状況』と答えたことがあるが、『ヒドゥンフェイス』を見て、人間の究極的な成功とは自分の欠乏を自ら満たし、結局正直になること、あるいはそれによって得る自由なのではないかと思った」と打ち明けた。

「ヒドゥンフェイス」は現在韓国で上映中。

 

WOW!Korea提供

2024.11.24