俳優イ・ソンギュンの麻薬投薬疑惑事件を捜査中の警察が「現在捜査対象者10人のうち、他の芸能人はいない」と明らかにした。
ユン・ヒグン警察庁長は30日午前の定例記者懇談会で「現在まで捜査対象者は計10人で、イ・ソンギュンを含む5人を立件しており、残りの5人は立件前の調査段階だ」とし「立件された5人に1人は麻薬投薬の疑いで21日に拘束され、関係者の供述確保とモバイルフォレンジック、押収捜索など多角的な方法で捜査を進めている」と述べた。
先立って警察は28日、麻薬類管理に関する法律違反の疑いでイ・ソンギュンを召喚して調査した。イ・ソンギュンは麻薬投薬容疑に対する供述を拒否し、警察は彼の車、携帯電話、身体(尿、毛髪など)の一部を押収した。簡易試薬検査の結果は陰性だった。尿、毛髪などは国立科学捜査研究院に分析を依頼中だ。
警察は、イ・ソンギュンが麻薬事件の関係者から脅迫を受け、3億5000万ウォンをだまし取られたとして告訴した事件については、今後、イ・ソンギュンの出頭を再度要求して取り調べる方針だ。警察関係者は「再召喚時点は決まっていない」とし「事件と関連したカンナム(江南)遊興施設に対する押収捜索は進行していない」と話した。
警察は同じ容疑で立件されたG-DRAGON(BIGBANG)に対しても補強捜査を行った後、召喚調査を検討する予定だ。
一方、イ・ソンギュンの麻薬投薬疑惑が提起された後、オンライン上で有名芸能人たちも関連があるという書き込みが掲載され、議論を呼んだ。警察関係者は「現在、これと関連して名誉毀損など告訴告発事件が入ってきたことはない」と言及した。
WOW!Korea提供