韓国グループ「Block B」のピオが、元気に国防の義務を終えて帰ってくる。
2022年3月28日海兵隊に入隊したピオは、本日(27日)満期で除隊する。
彼はことし6月、国防TVが運営する国防ニュースのYouTubeチャンネルで近況を伝えた。当時、凛々(りり)しい姿でカメラの前に立ったピオは、「誇らしい韓国海兵隊の司令部で軍服務中の兵長ピョ・ジフン(ピオの本名)があいさつさせていただきます。必勝」とあいさつした。
ピオは、海兵隊に入隊した理由として母親の願いだったとし、「母が僕がカッコいい所で軍服務することを希望していたので、この願いを叶えてあげたかった。それで入隊を決心することになった」と伝えた。なおピオの母親は、持病により2017年に亡くなっている。
4年間で4回挑戦し、海兵隊に入ることができたという彼は、「27歳の時に初めて海兵隊に志願して、27歳から29歳までの3回はすべて落選という連絡を受けて、身体等級も1等級が出たのになぜ落ちたのだろうと思った」とし、「(後で分かったが)僕が高校生でデビューしたので、学校の出席日数が不足していたからだった。どうしたら入隊できるかと思っていたが、『海兵隊司令部の軍楽隊の試験を受けよう』と考えた」と明かして注目を集めた。
また彼は、軍生活中に「Block B」のメンバーと海兵隊の定期コンサートのステージに上がったことがある。これについて、「意味深く記憶にある。海兵隊の定期コンサートは毎年おこなわれているが、観客の方々と共にする機会が与えられて、メンバーとも時間が合ったので一緒にステージに立った」と、当時を回想したりした。
最後に、ピオは除隊を控えた感想に、「他の部隊ではなく海兵隊に入隊して、僕自身にも『よく打ち勝った、よく堪えた』という思いで胸がいっぱいだ。身体的に元気になったことが分かると思うし、心得が非常に変わった」とし、「俳優としてドラマや映画の撮影現場に戻りたいし、歌手として、タレントとして多くの方々に良い姿をお見せしたい。『軍隊へ行く前はいきいきとしてかわいい印象だったが、海兵隊から戻って来たら男らしい印象まで生まれたな』という雰囲気を漂わせられる、そんな人になれたらうれしい」と覚悟を固めたりした。
一方、今月23日には休暇を出したピオがメンバーらと会い、完全体の姿を見せたことも話題になった。このように、元気にカッコよく軍生活をしっかり終えて戻ってくるピオが、俳優ピョ・ジフンとして、歌手でタレントのピオとして繰り広げる第2幕に、関心が集中している。
WOW!Korea提供