ミュージカルスターとフルオーケストラの共演が好評のミュージカルコンサートシリーズ『ミュージカル・ミーツ・シンフォニー』が、5月4日 (木・祝)と5日(金・祝)、東京文化会館大ホールで開催されます。
今回は、「DIVA=歌姫」と題し、日本と韓国、両国の女性ミュージカルスターが一堂に会す特別企画です。日本からは、『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役、『ミス・サイゴン』キム役など、その唯一無二の歌声で日本ミュージカル界を牽引し続ける新妻聖子と、 『ドン・ジュアン』や『笑う男』 、 『天使にラブソングを』など数々の話題作で活躍する元宝塚歌劇団雪組トップ娘役の真彩希帆が出演。韓国からは『エリザベート』をはじめ多くの作品でタイトルロールを演じるオク・ジュヒョンと、韓国版『マリー・アントワネット』でマリー・アントワネット役を務め、実力派として知られるキム・ソヒャンが来日し、それぞれの出演作品などから厳選したビッグナンバーを中心に披露する予定です。そして、オーケストラは文化庁芸術祭大賞をはじめ多くの賞を受賞し、国内外から注目を集める読売日本交響楽団が務め、彼女たちの歌声をゴージャスに彩ります。
今年のゴールデンウィークは、ワールドクラスのDIVAたちの歌声と、読売日本交響楽団が奏でるシンフォニーの豪華コラボレーションでお楽しみください。
【イベント情報詳細】 『Musical Meets Symphony 2023 "DIVA"』 (ミュージカル・ミーツ・シンフォニー 2023 “ディーバ”) 【開催日時】 【会場】 【出演】 【料金】※全席指定 【チケット発売情報】 チケット販売スケジュール 【主催・制作】 ※車椅子あり |
【出演者プロフィール】
新妻聖子 Seiko Niizuma
大学在学中の2002年、TBS『王様のブランチ』でタレント活動開始。2003年、5000倍のオーディションを勝ち抜き、初舞台でミュージカル『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役を演じる。続くミュージカル『ミス・サイゴン』ではヒロインのキム役を演じ、豊かな声量と表現力で来日した海外スタッフからも絶賛された。第31回菊田一夫演劇賞、第61回文化庁芸術祭演劇部門新人賞、第7回岩谷時子賞奨励賞を受賞。数々の舞台でヒロインを務めミュージカル界屈指の歌姫として第一線で活躍。近年ドラマやバラエティ、歌番組等にも多数出演。
真彩希帆 Kiho Maaya
2012年、宝塚歌劇団に入団、2017年雪組娘役トップに就任。確かな歌唱力と繊細な演技力で、往年の名作からコメディ作品まで幅広く役をこなす。2021年4月をもって歌劇団を退団後は、舞台『ドン・ジュアン』 『笑う男』 『流星の音色』と話題作でのヒロイン役の他、 『天使にラブ・ソングを』等、ミュージカル女優として着実な活躍をみせている。舞台出演の他、旅番組レポーターやラジオドラマにエッセイ連載、番組MC、単独ディナーショー、ビルボードLIVE公演など、活動は多岐に渡る。今春に『ジキル&ハイド』今夏に『ファントム』への出演を控える。
オク・ジュヒョン Oak Joohyun
1998年、4人組ガールズグループピンクルのメインボーカルとしてデビュー。2005年、『アイーダ』でミュージカル初舞台を踏み多くの作品でタイトルロールと主要キャストを演じてきた。『ウィキッド』ではエルファバ、『エリザベート』ではエリザベート、『レベッカ』ではダンヴァース夫人、『マタ・ハリ』ではマタハリなど、毎回観客たちの最も記憶に残る女優として注目され、唯一無二の存在感で圧倒的人気を誇っている。2017年『第13回ゴールデンチケットアワーズ』で『チケットパワー部門、ミュージカル女優賞』を受賞するなど、出演する作品は毎回完売するほどの大人気ぶりだ。
キム・ソヒャン Kim Sohyang
デビュー22年目のミュージカル女優。国内外の大劇場と小劇場作品を往来し活動中の俳優としてミュージカル『マリー・アントワネット』、『マリー・キュリー』、『ウエストサイドストーリー』、『モーツァルト!』、『シスターアクト』 ツアー、『笑う男』、『エクスカリバー』、『スモーク』など多数の作品に出演した。 特に女性が主人公の作品では熟練された実力で作品全編を通じ力強く引っ張っていく姿を見せ、多くの観客に愛されている。 2021年の初の単独コンサート『ヒャン:する(향:하다)』では発売と同時に全席完売を記録するなど、ミュージカルジャンルにとらわれない人気ぶりを見せた。
読売日本交響楽団
1962年、クラシック音楽の振興と普及のために読売新聞社、日本テレビ放送網、読売テレビのグループ3社を母体に設立された。創立以来、世界的な指揮者、ソリストと共演を重ねている。2019年4月からS.ヴァイグレが第10代常任指揮者を務め、サントリーホールや、事業提携を結ぶ東京芸術劇場などで充実した内容の演奏会を多数開催。2017年にはS.カンブルラン指揮のメシアン〈アッシジの聖フランチェスコ〉(全曲日本初演)がサントリー音楽賞などを受賞。22年12月には文化庁芸術祭大賞を受賞。演奏会などの模様は日本テレビ『読響プレミア』で放送されている。
太田弦(指揮) Gen Ohta
1994年北海道札幌市に生まれる。幼少の頃より、チェロ、ピアノを学ぶ。
東京芸術大学音楽学部指揮科を首席で卒業。学内にて安宅賞、同声会賞、若杉弘メモリアル基金賞を受賞。同大学院音楽研究科指揮専攻修士課程を卒業。
2015年、第17回東京国際音楽コンクール〈指揮〉で2位ならびに聴衆賞を受賞。指揮を尾高忠明、高関健の両氏、作曲を二橋潤一氏に師事。山田和樹、パーヴォ・ヤルヴィなどの各氏のレッスンを受講する。これまでに読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、群馬交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団などを指揮、今後さらなる活躍が期待される若手指揮者筆頭。2019年4月から2022年3月まで大阪交響楽団正指揮者を務める。2023年4月より仙台フィルハーモニー管弦楽団指揮者に、2024年4月より九州交響楽団首席指揮者に就任。
2021年2月、オクタヴィア・レコードより交響曲 第8(9)番 ハ長調 D944 『ザ・グレイト』 (新日本フィルハーモニー交響楽団公演ライブ収録)をリリース、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言開けに行われた公演の緊張感の中、太田のエネルギー溢れる『グレイト』が聴衆の話題をさらった