韓国人女優のソン・イェジンさん(40)が先月27日、第1子となる男児を出産した。同日、所属事務所が明らかにした。母子ともに健康という。ソンさんは今年3月、日本でも話題となった韓国ドラマ「愛の不時着」で共演した俳優のヒョンビンさん(40)と結婚した。第1子誕生のニュースは日本でも報じられ、祝福の声が上がっている。
2人は2018年に映画「ザ・ネゴシエーション」で初共演。翌年には「愛の不時着」で再び共演した。「愛の不時着」は、ソンさん演じる韓国の敏腕女社長ユン・セリが、パラグライダー事故で北朝鮮に不時着し、ヒョンビンさん演じる現地の軍人リ・ジョンヒョクに助けられることから始まるラブストーリー。2020年2月から動画配信サービスのネットフリックスで配信がスタートし、日本でも話題となった。
配信が始まった当時、外相を務めていた自民党の茂木敏充幹事長は当時の記者会見で記者から「『愛の不時着』を見たか」と問われ、「全部見た」と返答。作品の脚本づくりには脱北者が直接参加しており、茂木氏は「北朝鮮住民の生活風景、人間群像を本物のように再現したラブコメディだ。発想が斬新だった」と評価した。
また、元大阪市長の橋下徹氏は、当時出演したラジオ番組で全16話を一気に見たことを明かし「やっぱこれ、よく出来てる。世界中で流行ってそうな話題を全部詰め込んだ。(中略)なかなか楽しめると思いますね。エンタメの力、やっぱり韓国はすごいと思います。K-POPもそうだけど、完全に世界に目が向いてる」などと語った。作品は、韓国に対して時に厳しい批判を向ける橋下氏にも受け入れられたようだった。
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