Netflixオリジナルシリーズ「イカゲーム」の”おじいさん”俳優ことオ・ヨンス（78）が、ファッション誌でカバーを飾った。

ブランド「BALENCIAGA（バレンシアガ）」から公開されたコレクションのうち、「BALENCIAGA/adidas（アディダス）」をパーフェクトに着こなしたオ・ヨンスは、グラビアで独特な感覚、果敢な表情とポーズをとって視線を集めている。

撮影後におこなわれたインタビューでオ・ヨンスは「中年が文化芸術に多くの関心を引き付けている”おじいちゃん”です。また、わたしが”カンブ（同伴者を意味する隠語）”として世間に知られるようになったことから、年齢を重ねても人は何かできるということを大衆が知ることになったのではないだろうか。そのように考えている」と語った。

現在、演劇界ではオ・ヨンスのように年齢を重ねた俳優が人気を博していることについて、「まさに”防弾老年団”と呼ばれてる」と笑いを誘い、演劇部隊とドラマを行き来しながら発見した共通点は何なのかを問われると「最近は、人生を扱っても『老』が抜けている。老人がいなければ、人生を語ることができないはずだ。演劇界だけでなく、すべての分野においても同じことだ」と自論を述べた。

また、現在の文化界と社会で起こっている葛藤について、どのように考えているかを問われたオ・ヨンスは「現代は、互いを見つめ合っていない。男女問題、高齢化問題についても社会が分かれてしまい、殺伐としている。人間の人生が完全に崩れているのだと思う。原因は、互いを見つめ合っていないから。互いの顔をしっかりと見て共感しなければならない」とし、人々の”つながり”の重要性を強調した。

一方、オ・ヨンスのファンキーなグラビアとインタビューはファッション誌「Arena Homme +」11月号で公開される。

WOW!Korea提供