"国民俳優"アン・ソンギが1年以上も血液のがんで闘病していたことが分かり、これまで自身の健康状態を知らせなかった理由に関心が集まっている。
アン・ソンギの事情に精通したある関係者は「アン・ソンギ先生はご自分の健康状態について知らせたくなかった。国民のみなさんに心配をかけてしまうのではないかと口を閉ざしてきた」と伝えた。
去る15日、アン・ソンギは、ソウル・カンナム(江南)区CGVアックジョン(狎鴎亭)で開かれた「ぺ・チャンホ監督特別展」の開幕式に出席した。この日、かつらをつけたアン・ソンギの顔はむくみ、かすれた声で、後輩キム・ボヨンに支えられて舞台に上がったため、健康状態を心配する声が上がった。
その際、アン・ソンギの側近は健康異常説に対して「全く事実無根」とし、「先生は健康だ」と一蹴した。しかし、あるメディアの報道によりアン・ソンギが血液がんで闘病している事実が知られ、結局所属事務所が立場を表明した。所属事務所アーティストカンパニーは17日、「俳優アン・ソンギは現在、血液がんを治療中」とし、「普段から管理を徹底しているので好転している状態」だと明らかにした。
当初、アン・ソンギの健康状態を問われて特別な発表をしなかった理由は、席が席であるだけに自分ではなくぺ・チャンホ監督と作品が注目されることを望んだからだ。関係者は「血液がんの治療を受けながら健康状態が好転し、今では外出もできるようになった状態」とし、「映画が注目されなければならないのに、自分が注目されることを心配し、別に立場を明らかにしなかった」と伝えた。
アン・ソンギはぺ・チャンホ監督のために17日午後、CGV狎鷗亭で行われる映画「ディープ・ブルー・ナイト」のGVイベントに参加する。アン・ソンギはこの日のGVで、ぺ・チャンホ監督と共に映画について様々な話を交わす予定だ。関係者は「アン・ソンギ先生は、映画に対する情熱と愛情が誰よりも大きい。早くから約束されたスケジュールでもあり、ぺ・チャンホ監督の特別展を輝かせるためにも必ず参加するという意思を明らかにした」と伝えた。
アン・ソンギは2020年にも一度、健康異常説に包まれたことがある。彼は当時、映画「紙の花」の封切りを控え、過労で病院の世話になった。ただ、すぐに健康を回復し、番組を通じて「(体の状態は)とても良くなった。周りの人たちがとても心配してくださり、感謝している」と安心させた。
WOW!Korea提供