俳優チュウォンの強烈なアクション変身が収められた映画「カーター」が、ついに5日、ベールを脱ぐ。
5日に公開されるNetflix映画「カーター」で、フィルモグラフィー史上最も強烈な変身を予告していたチュウォンが、歴代級のリアルタイムアクションで帰ってくる。彼はこれまで様々な作品で、身を惜しまぬアクションから繊細な感情演技まで繰り広げ、底力を立証してきた。ここにドラマ「カクシタル」から「アリス」まで、ますます強力になるアクションで驚嘆させたチュウォンの作品の中のキャラクターにスポットライトを当ててみた。
「カクシタル」(2012)…英雄「イ・ガント」
カクシタル(花嫁の仮面)をつけて純白の韓服姿で竹棒を振り回すチュウォンの姿は、視聴者を熱狂させるのに十分だった。テッキョン(韓国の伝統武芸)、合気道、タルチュム(仮面舞踊)などを活用した韓国的なアクションを披露した彼は、まさに豪快なアクション演技でスカッとさせ、そこに細やかな感情を丁寧に描き出し、多面的なキャラクターを完成させ、どっしりとした響きまで伝えた。
「ヨンパリ」(2015)…場所も患者も問わない医師「キム・テヒョン」
病気の弟の病院代のために不法医療行為も辞さない医師キム・テヒョン役を熱演したチュウォン。彼は路上や屋上、地下を問わず飛び回るのはもちろんカーチェイスまで迫力あふれるアクションを見せ、豊富な見どころをプレゼントした。何よりカーアクションシーンでは優れた運転技術を見せたり、直接橋の上から漢江に飛び込むなど、ハードな撮影をスタントなしで直接こなし、スペクタクルなシーンを誕生させた。
「アリス」(2020)…善と悪、二つの顔「パク・ジンギョム」
ワイヤーアクションをはじめ、手に汗握るカーチェイス、地下駐車場の格闘シーンなど、ハードなアクションを直接こなしたチュウォンは、物語の中で追いつ追われる追撃が繰り広げられる間、ダイナミックでパワフルなアクションでドラマに深みを加えた。さらに善と悪を行き来しながら正反対の演技を見せたチュウォンは、一瞬も目を離せない強い印象を残した。
こうしてチュウォンは各作品の様々なキャラクターを完全に自分のものにし、着実に積み上げた実力を証明してきた。だからこそ今回、7kgのバルクアップと、3~4か月間のハードトレーニングを通じて、人間兵器に生まれ変わったチュウォンのエクストリームアクションはどうなのか、多くの人々の関心が集中している状況だ。
特にメイン予告編で確認できたオートバイ、銃器、車、電車、さらにはヘリコプターまで、手段と方法を選ばずに繰り広げられる追撃戦を収めたチュウォンの躍動感あふれる生身のアクションが、本編ではさらに濃厚で圧倒的な没入感を与えてくれるだろう。
チュウォン主演のリアルタイムアクション映画「カーター」は、5日、Netflixを通じて全世界に公開される。
WOW!Korea提供