ソン・ガンホ、イ・ビョンホンら出演映画「非常宣言」…圧倒的な没入感、360度のリアル災害メイキング映像公開


この夏公開の航空災害映画「非常宣言」が360度回転するセットでのビハインドを公開した。

まず制作陣は、ハリウッドのセット製作業者と協力して、実際の大型飛行機をアメリカから空輸し、飛行機の本体と部品を活用してセットを製作した。「新感染 ファイナル・エクスプレス」でKTX(韓国の高速鉄道)のセット製作作業を経験したのに続き、今回「非常宣言」の飛行機のセットを作り上げたイ・モクウォン美術監督は「これほどのサイズで実際の飛行機を回した事例は海外にもない。とても大きな試みだった」とチャレンジだった製作過程を語った。

続いて、360度の回転シーケンスを完成させるために、大型飛行機のセットを回すローリングジンバル(Gimbal、回転台)を投入した。直径7m、長さ12mのサイズで製作されたローリングジンバルで実際のサイズの飛行機セットを回転させて撮影した事例は、大韓民国初であるだけでなく海外でも探すのが難しいほど独創的なプロダクションだ。ハン・ジェリム監督は「特に『360度のローリング』は実際、撮影監督が飛行機にぶら下がって、カメラを手に持って、乗客と一緒になってローリングしながら撮影したもの」とし、撮影監督が実際に飛行機セットに身体を固定して100%手持ちカメラで収めた映像だと伝えた。

俳優たちも口をそろえて「生まれて初めて見たセット」「初めてやってみる新技術」というほど、圧倒的な規模と挑戦的な撮影技法を見せつける映画「非常宣言」は、これまでスクリーンで体験したことのない特別な没入感をプレゼントしてくれるだろう。

映画「非常宣言」は、「観相師 -かんそうし-」(2013)、「ザ・キング」(2017)のハン・ジェリム監督が演出を務め、ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、キム・ソジン、パク・ヘジュンら大韓民国を代表する俳優たちが総動員して話題を集める作品。一瞬も目を離せない緊張感と没入感で、この夏の期待作として注目されている。8月3日に韓国で公開。

WOW!Korea提供

2022.07.21