「ビッグマウス」を狙う激しい争いの渦中に飛び込んだ6人の人物の姿が捉えられた。
29日に初放送されるMBCの新金土ドラマ「ビッグマウス」は勝率10%の生計型弁護士が偶然引き受けることになった殺人事件に巻き込まれ、一夜にして希代の天才詐欺師「ビッグマウス(BigMouse)」になって生き残るために、そして家族を守るために巨大な陰謀で染まった上流社会の素顔を暴くストーリーを描く。
先立って「ビッグマウス」は家族を守るために各自の位置で猛烈に死闘中の平凡な弁護士パク・チャンホ(イ・ジョンソク)と看護師コ・ミホ(ユナ)のキャラクターティーザーとポスターで多くの人々の注目を集めた。 今回は浮上する新都市「クチョン市」の実体に向き合う6人の人物の姿が盛り込まれた団体ポスターが公開され、心臓の鼓動を急上昇させている。
まずポスターの真ん中に位置したパク・チャンホ、コ・ミホの姿が視線を引く。 傷だらけになって鋭いた目つきのパク・チャンホと決然とした顔で虚空を眺めるコ·ミホの姿が連結されたように見え、たとえ離れていてもお互いを思う内心を推察させる。
これに吹き荒れる嵐の中でもお互いを離さない切ない「ビッグマウス」夫婦が無事にこの難関を克服し、平凡な日常に戻れるか好奇心を刺激する。
一方、権力の中心である「クチョン市長」夫婦のチェ・ドハ(キム・ジュホン)、ヒョン・ジュヒ(オク・ジャヨン)は、パク・チャンホ、コ・ミホとは全く違う雰囲気を漂わせている。 一握りのぬくもりもない冷酷な表情をした2人からは物理的距離感を越えた心理的距離感まで感じられ、同床異夢を夢見るクチョン市長夫婦の状況を暗示するようだ。
このように決して触れられない距離を持つクチョン夫婦のように、極と極の温度差を見せる二人の男の姿も目を引く。 ビッグマウスを捕まえなければならないメディア財閥のコン・ジフン(ヤン・ギョンウォン)と、ビッグマウスの熱血ファンであるジェリー(クァク·ドンヨン)の相反する表情が興味を呼び起こす。 果たして悲喜こもごもの2人のうち、最後に笑う者は誰になるのかさらなる好奇心が高まっている。
このように「ビッグマウス」は、真実に向かって闘争の炎の中の人物の多様な感情が溶け込んだ団体ポスターを通じて、まもなく砲門を開くクチョン市民の神経戦がより一層期待を集めている。
「ビッグマウス」制作陣もやはり、「現実と虚構を行き来する『クチョン市』という仮想の新都市の中で、絶えず絡み合うことになる6人の人物の緻密な関係性に注目してほしい」と伝え、初放送に対する関心を増幅させている。
各自の理由により絶対に退くことができない6人の猛烈な神経戦が繰り広げられるMBC新金土ドラマ「ビッグマウス」は、「ドクター·ロイヤー」後続として29日午後9時50分に韓国で放送される。