「イベントレポ」「Apeace LIVE “FINAL”」10年間のグループ活動終幕!アーカイブは1月末まで

デビュー10周年を迎えた韓国出身グループApeaceが最後となるライブ「Apeace LIVE “FINAL”」を2021年12月29日(水)に韓国からのオンライン配信にて開催した。
ファンらはもちろん、メンバーや関係者らも来日しての公演を目指してきたものの、昨今の情勢を受けて韓国から生中継オンライン配信での開催となった。
韓国の会場はオフィシャルファンツアーで訪れ、ライブを開催したことのあるPARADISE CITYのステージ。ファンや家族と一緒に時間を過ごした思い出の場所で、少しでもファンを近くに感じられたらと言う思いで会場に選ばれた。

日本では、Apeaceの多くのライブが開催された山野ホールでパブリックビューイングを実施。会場にはAngelpeaceが集結した。今回のラストライブは、昼公演と夜公演の2部構成。
両部1曲も同じ曲のない全Apeaceオリジナルの曲のセットリストで、それぞれの曲が最後のパフォーマンスとなった。



昼の部ではカウントダウンがスクリーンに映し出された後、『S.O.S』のイントロが流れ、黒のスラリとしたジャケット姿のメンバーが登場。Apeaceは12人だが、ワンチョル、ジュンシク、J.Dが現在兵役中で出演できないため、全ての演目を9人バージョンにして最初で最後のステージとなる。
続けて『Lover boy』『VEIL』とApeace来日当初の曲を立て続けに披露。お約束の『VEIL』リフトの場面では、会場から大きな拍手があがる。
「山野ホールで皆さんの姿もみれて嬉しいです。最後まで汗かいてがんばります。(ヨンウク)」「来て欲しくなかった(最後の)公演がきちゃったので、しょうがなくがんばります!(笑)(ゴンヒ)」「除隊してからちゃんとするライブがラストライブ。。。骨が折れるまで踊ったり、喉が枯れるまで歌って、素敵なライブになるように頑張ります。(スンヒョク)」「緊張しています。今日僕はデビューライブだと思って頑張ります。(ヒョンソン)」
それぞれに挨拶をし、バラードステージへ。

『オチョダガ』『ハルハル~願い星~』ではユニットに分かれてじっくりと聴かせ、J.D制作の『君というプレゼント』やソンホ制作『遊ぼうぜ』等も披露した。
トークコーナーでは、Apeace名物とも言えるメンバー同士のわちゃわちゃももちろん健在で、会場を笑顔に包み込んだ。そして、2021年12月14日にリリースし、オリコンデイリーランキング1位となったラストアルバム『We are Apeace』リード曲の『Close to you』は、特に12人揃って歌いたい曲だから今回歌えなかったと明かし、思い入れのある曲はたくさんあって全部は歌うことができないが9人でよく考えたセットリストと話した。

夜の部は2020年3月リリースの『GENTLEMAN -party all night- 』で明るくスタイリッシュにスタート。
中継で繋いだ会場の様子を見て、「ライブビューイングしても誰もこないんじゃないって思ったけどソールドアウト!ありがとうございます!(ヨンウォン)」と驚いた様子を見せ、ファンが掲げるボードの中にメンバー12人全員の名前を見つけて喜びを表した。
『Always』『Wanna be more』『WINTER MOON』と立て続けに披露。歌詞に合わせてじゃれ合い、楽しそうなメンバーの様子を見て会場は朗らかな雰囲気に包まれた。
さらに、これまで公演中にのみ使用したお宝映像や、ミュージックビデオ、パフォーマンスビデオなどの映像も流され、Apeace10年の軌跡を懐かしんだ。

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2022.01.26