「コラム」辛子(とうがらし)を食生活に上手に取り入れる

2017.11.21

唐辛子は、もともとメキシコが原産地だった。15世紀の末にコロンブスがタバコとともにヨーロッパに持ちかえり重宝されるようになった。そして、16世紀から17世紀にかけて日本や朝鮮半島にも持ち込まれた。ただし、同じ唐辛子でも気候風土のせいか、日本のものより韓国のもののほうが肉が厚く大きく育つ。それだけ多めに唐辛子を使うことも可能だった。

 

カプサイシンの効能

唐辛子の辛味成分となっているのがカプサイシンである。
カプサイシンには、胃腸を刺激して消化能力を高めたり血管を広げて血液の流れをよくしたりする働きがある。
いわば、体内の代謝を高め体脂肪の燃焼を助ける作用があるわけで、近年そのダイエット効果に注目が集まっている。

辛いものを食べると、滝のような汗を流す人がいる。これはカプサイシンがもつ新陳代謝効果が即効性を持っているためだ。
カプサイシンの他に、唐辛子にはビタミンAやビタミンCも多く含まれている。
唐辛子の赤い色は、カロチンが多く含まれていることを表している。このカロチンは、体内でビタミンAに変化する。

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