「インタビュー」俳優キム・スヒョン、“映画「リアル」に全てを注ぎ、燃えつきました”

写真提供:コブピクチャース

 

俳優キム・スヒョンは、28日に公開された映画「リアル」を「私の20代の全てです」と話した。それ以上の修飾語は必要なかった。全てを注ぎこんだ。だから映画公開後の悪評に胸を痛めたが、「全ては発展するための過程です」と淡々と話した。
「リアル」は、アジア最大規模のカジノを取り巻く2人の男の巨大な秘密と陰謀を描いたアクションノワールだ。キム・スヒョンは組織のボス、チャン・テヨンと彼と名前も顔も同じ謎の投資家チャン・テヨン役を演じた。デビュー後初の1人2役だ。ボスのチャン・テヨンが強烈ならば、投資家チャン・テヨンはずるがしこい。キム・スヒョンの演技力が光る。同じチャン・テヨンだが、全く違うチャン・テヨンが完成された。そして、キム・スヒョンはアクションはもちろん、強力な露出とベットシーンまで公開した。「全てを注いで、燃えつきました」というキム・スヒョンが明かした映画に対するリアルな話だ。

Q. 「リアル」のどこに引かれましたか?
キム・スヒョン:1つの作品で多様なキャラクターをこなすことができるのが最も大きい魅力でした。不思議と台本を見て、私がしなければならない課題が多ければ多いほどその作品に惹かれます。「リアル」はそういう意味で課題が多かったです。撮影を準備する時間が長かったし、撮影に入った後でも肉体的にとても疲れました。しかし欲が出てきました。2人の全く違うチャン・テヨンと、その2人がまた自我分裂をしてまた他の人格を作りました。色々お見せすることができて楽しかったです。

Q.色々な人物を演じるだけに混乱しませんでしたか?
キム・スヒョン:キャラクターを分析して作っていく過程で悩みました。苦しかったです。思ったより息を合わせるのが難しかったです。私が話して答えなければならないので、そのタイミングを合わせるのが容易ではありませんでした。初めてする作業なので楽しかったですが、エネルギーが2~3倍早く消耗されました。それでも楽しかったです。(2ページに続く)

2017.06.30