韓国ドラマを見ていると、年配の女性たちがオンドル部屋で食事をしているときに片方の膝を立てて座っています。日本だったら、かならず注意されるでしょう。しかし、韓国ではまったく逆です。どこが違うのでしょうか。 韓服の時代からの伝統 礼儀作法は、国が違うとまったく変わるものなのかもしれません。 なによりも、…
韓国には「膳の脚が折れるほど料理を準備する」という諺があるが、これは韓国人が客人を非常に大事にするという「もてなしの心」を示したものである。今でもこの習慣は残っており、韓国人が自宅に客を招待するときは、諺の通り日本では考えられないほどの料理でもてなす。 古い伝統が今も残っている 仮に客…
映画『友へ/チング』には、格闘シーンも多かった。当然、ケガをする危険も大きい。ヒョンビンの足にはもう「一生ものの傷跡」ができたという。それほどの意気込みを見せて、ヒョンビンはドラマ版の『チング~愛と友情の絆~』を演じきった。 新しいキャリア 2010年にヒョンビンは、『私の名前はキム・…
著名な俳優を数多く輩出していることで有名な東国大学のキャンパス 韓国には、多くの大学に演技を学ぶための演劇関連学科がある。その数は40以上。受験者数も多く、かなりの難関になっている。なぜ、これほど人気があるのだろうか。韓国の実情を報告しよう。 俳優への道は険しい 俳優の卒…
情が厚いことで知られる韓国人は、一度友人になると、その友人のためにとことん尽くすことがある。相手が思い悩んでいれば、夜通し相談に乗ったり、経済的な問題を抱えていれば気前良くお金を貸してあげたりもする。 横を向いて酒を飲む 友人同士がお互いに助け合うことが多い一方で、意見が食い違ったりす…
ヒョンビン自らも『彼らが生きる世界』を通じて自分が一層発展したことを感じた。視聴率がひとケタだと俳優はどうしても気落ちしてしまうが、撮影現場でのヒョンビンはいつも積極的だった。 大きなプレッシャー ヒョンビンは、『彼らが生きる世界』の放送後、「いい先生と学友に巡り会い、二度と聞けない授…
韓国ドラマを見ていると、毎日のお風呂をシャワーだけで済ますことに気がつきませんか。あるいは、風呂のシーンそのものが極端に少ないことを感じますか。それは、なぜなのでしょうか。 家ではシャワーのみ 昔から韓国では、日本のようにお風呂にひんぱんに入る習慣がありませんでした。日本の場合は湿気が…
写真=tvN 2PMのテギョンが主演する韓国tvNの新しいドラマ『御史とジョイ』は、11月8日から放送が始まることになった。テギョンは時代劇でどのような演技を見せてくれるのか。期待が高まるばかりだ。 任務は暗行御史 『御史とジョイ』でテギョンが演じる主人公ラ・イオンは、朝鮮王朝時代の花形である官僚に…
握手をするとき片方の手を握手する側の腕に添えるというのは、韓国ならではの礼儀作法だ。この他にもお酒を注ぐときや、何か物を差し出したり受け取ったりするときにも同様の礼儀作法がある。 両親の意見は絶対! 一般に、添える手が添えられる側の手に近づけば近づくほど、尊敬の度合いが高いと言われる。 その究極の形…
20代の頃のヒョンビンが主演した『アイルランド』(2004年)と『彼らが生きる世界』(2008年)は、似たところが多いドラマだ。共にイン・ジョンオクとノ・ヒギョンという多くのマニアを持っているカリスマ脚本家の作品で、繊細な感情と洗練されたセンスが作品を覆っている。2本とも視聴率は低かったが、名作ドラ…