2006年の『ファン・ジニ』で鮮烈な印象を残したチャン・グンソクは、2008年に『快刀ホン・ギルドン』で再び時代劇に出て今度はガラリと違う役柄に挑んで成功している。そして、翌年に『美男<イケメン>ですね』に主演した。今回は、『韓国ドラマ!愛と知性の10大男優』(康熙奉〔カン・ヒボン〕著/星海社)を通…
屋台が並んでいる となりで屋台を切り盛りしている40代の女性が近寄ってきて、「少し休んでいけ」と私に声をかけた。すると、観光案内所のアジュンマは「その必要はないから」と冷たくあしらった。私としては屋台でゆっくり酒を飲みたい気持ちもあったのだが……。どうやら、観光案内所と屋台は気まずい関係らしい。 し…
「神秘の海割れ」の案内写真 ふと見ると、屋台の陰に観光案内所がポツンとあった。といっても、小さなプレハブの小屋だ。海側に向いた小さな窓も閉められていて、中に人がいる気配はしなかった。それでも、念のためと思って声をかけてみると、窓が開いて40代の女性が姿を現した。パーマをかけた髪と、派手…
画像=(左)tvN (右) 『韓国ドラマ!愛と知性の10大男優』(康熙奉〔カン・ヒボン〕著/星海社) 韓国の俳優は、一つのイメージで自分を固めるより多様な役を通して表現力を広げたいと望む人が多いのだが、ソン・ジュンギは特にその傾向が強い。そして、作品ごとに新しいイメージを役にできるだけ…
ハルモニのポンさんの像 目の前には、広々とした海が広がっていて、海沿いの屋台からはイカを焼く香ばしいにおいが漂っている。案内表示によると、沖合に茅島(モド)があり、そこまでの2・8キロメートルが干潮時に人が歩いて渡れるような40メートル幅の陸地になるということだった。 ハ…
イ・ジュノが主演した『赤い袖先』が韓国MBCで放送を開始したのは2021年11月のことだった。放送開始からちょうど1年が経った。それでも今年10月からDVDも発売になり、このドラマの名声はさらに高まっている。『赤い袖先』(MBC)の公式サイトより 「時代劇の進化」 主演したイ・ジュノは、今年5月に開…
2006年に韓国で放送された時代劇『ファン・ジニ』の主演は主人公ファン・ジニを演じたハ・ジウォンだが、ドラマを見ていて釘付けになったのがチャン・グンソクのピュアな存在感だった。今回、『韓国ドラマ!愛と知性の10大男優』(康熙奉〔カン・ヒボン〕著/星海社)を通して、チャン・グンソクの魅力について迫って…
バスターミナルでバスを下りて周囲を見渡しても、見えるのは山ばかりだった。当初、バスターミナルは島の一番突端の位置にあると予測していた。島を縦断して行けるところまで行くのがバス路線の使命であると思っていたからだ。 目的の海岸に着いた タクシーに乗る 海が見えないどころか、潮の香りさえしない。意外にもバ…
「神秘の海割れ」が起こる海岸 韓国南部の南海(ナメ)の街からバスに乗り、延々と続いた穀倉地帯が尽きると、目の前に大きな橋が見えてきた。1984年に完成した珍島(チンド)大橋である。長さは500メートル。下の海をのぞいたら、潮の流れが速いのがよくわかった。 珍島犬 韓国本土と珍島の間の海は、海流が複雑…
『韓国ドラマ!愛と知性の10大男優』(康熙奉〔カン・ヒボン〕著/星海社) 23歳のキム・スヒョンが主演した『ドリームハイ』はドラマとして大成功を収め、彼にオファーが殺到するようになり、その末に選んだ作品が『太陽を抱く月』だった。今回、『韓国ドラマ!愛と知性の10大男優』(康熙奉〔カン・…