韓国の兵役に関連して言うと、徴兵検査で兵役免除になる確率は約5%である。100人の対象者がいれば、5人が兵役免除になるのが現実なのだ。そして、俳優のユ・アインも徴兵検査の結果、兵役免除と判定された。 彼が兵役入りしなかった理由 ユ・アインの所属事務所は公式発表をして、彼が2017年6月…
チョン・イルは、2016年12月8日に韓国中部の論山(ノンサン)にある陸軍訓練所に入隊して兵役をスタートさせた。4週間の新兵訓練を受けたのちに社会服務要員となり、現在は高齢者の介護などに全力で取り組んでいる。 現場で福祉に全力を注いでいる よく知られているように、チョン・イルが徴兵検査…
世祖は甥の端宗(タンジョン)から王位を奪って1455年に7代王となった。彼の祖父である3代王・太宗(テジョン)も異母兄弟と骨肉の争いを起こして王になっている。しかし、建国当時と違って、すでに儒教の倫理観が社会に浸透していた時期だっただけに、世祖の名分のない王権獲得は大きな反発を生んだ。 …
1960年4月、大統領選挙で李承晩(イ・スンマン)が不正を働いたことに怒った学生が決起。反政府デモが激化した。李承晩は亡命を余儀なくされ、建国以来の政権が倒れた。韓国の政治状況は混迷の度合いを深めたが、1961年5月に陸軍がクーデターを起こし、少将だった朴正熙(パク・チョンヒ)が政権を取った。 難航…
第42回 “虎”と称されるほど勇猛だった男 金宗瑞(キム・ジョンソ)といえば、首陽(スヤン)大君が6代王・端宗(タンジョン)に圧力をかけていたとき、その端宗を守り抜こうとした男だった。今でも「忠臣の鑑(かがみ)」として記憶されている。 次代の王を補佐できる逸材 元来、金宗瑞は朝鮮王朝最高の聖君と称さ…
今やトップ俳優の仲間入りを果たしたチ・チャンウク。作品ごとに俳優としての成長を大いに実感させてくれるが、彼は2013年4月に来日したときに、日韓交流史の重要な場所である埼玉・高麗神社を訪れている。そのときの様子を思い出してみよう。 交流イベントにファンと一緒に参加 2009年の『ソル薬局の息子たち』…
『王女の男』には、第1話からグイグイと引き込まれた。人間と同様にドラマにも“格”というものが存在するとすれば、まさに『王女の男』はこれまでの時代劇とは一線を画す“別格”の作品だった。それほど、出来ばえが良かった。 視点が新しい 『王女の男』の見どころは多い。 たとえば、キャスティングの見事さ、史実を…
©MENTOR Co., Ltd 福岡、大阪、東京で行なわれた「パク・シフ主演ドラマ・フェス! 大感謝祭ツアー」。私(朋道佳)もファイナルである東京の夜公演(6月15日)の取材に行って来ましたが、久しぶりに見た生パク・シフは相変わらず素敵でした。 全力でアクションを披露!…
韓国KBSの『お父さんが変』が絶好調で、視聴率が30%を超えている。親子の葛藤をユーモラスに描いたホームドラマは『ソル薬局の息子たち』『母さんに角が生えた』など鉄板のジャンルだが、『お父さんが変』がここまで面白いのは、3人の個性的な俳優が光っているからだ。 キム・ヨンチョルの声にしびれ…
韓国時代劇『7日の王妃』では、イ・ドンゴンが演じる燕山君(ヨンサングン)とヨン・ウジンが扮する晋城(チンソン)大君が複雑な兄弟関係を見せていた。果たして史実では、2人はどんな対照的な生き方を見せるのだろうか。 ついに起こったクーデター 10代王として即位した燕山君は、悪政を続けた暴君で…