「文化特使」になった「BTS」……国連総会を機に海外活動再開へ?

「BTS」は来週、ニューヨークで行われる第76回国連総会に出席する。総会では「持続可能な開発目標(SDGs)」が主要テーマとして議論される予定で、「BTS」は20日に開かれるイベント「SDGモーメント」に出席し、演説及びVTRによるパフォーマンスを披露する。

「BTS」のメンバーは前日、SNSで特使としての活動について初めてコメントした。彼らは公式ツイッターで「みなさん、この2年間どのように過ごし、今どのように過ごしていますか? みなさんの世界を作っている大切なもの、または今の自分を写真・絵文字・単語などで自由に表現してください! 国連でみなさんの物語が始まります」というメッセージを投稿し、全世界の「ARMY」(「BTS」のファン)を驚かせた。国連総会のイベント参加を前に、より多くの人々の話を聞いてアイデアを共有しようという試みのようだ。また、各メンバーが新型コロナウイルス感染拡大の中、「生き方」をテーマに小さな自筆メモと日常の瞬間をおさめた写真を公開し、こちらも話題となっている。

特使としての活動のため、「BTS」メンバーと所属事務所「ビッグヒット・ミュージック」の一部スタッフが新型コロナウイルスのワクチンを接種したことも明らかにされた。このような中、一部では今回の日程が新型コロナ感染拡大の影響で中断していた「BTS」の海外活動再開のシグナルではないかという予測も出ている。スタッフまでワクチン接種を済ませていることから、積極的に海外活動再開のための準備を始めているのではないかというのだ。

最近、「BTS」は去年から日程延期を繰り返してきた「BTS MAP OF THE SOUL TOUR」の中止を発表し、ファンたちを落胆させていた。

「ビッグヒット・ミュージック」はこの日、「スタッフが特使活動及び日程と関連してワクチン接種を行った」と発表。ツアーコンサートなど、海外での活動再開の可能性については「開催可能な日程と形式で公演を新たに準備しているところだ」とし、「公演に関する計画が確定したら、別途発表する予定」とした。

WOW!Korea提供

2021.09.14