BTS(防弾少年団)は、米国ラッパーのミーガン・ジー・スタリオンとコラボレーションした「Butter」の新しいリミックス曲を出す。
25日、所属事務所Big Hitミュージックによると、今回のリミックス曲の音源は27日午後1時、各オンライン音源サイトで公開される。
「Butter」は、BTSが5月に発表した英語曲だ。楽しく軽快な雰囲気のサマーソングであるこの曲は、米国ビルボードのシングルチャート「Hot 100」で9回の1位にランクするなど世界的なヒット曲になった。BTSは、「Hotter」「Sweeter」「Cooler」など、さまざまなバージョンの「Butter」のリミックス曲を披露した。
新しいリミックス曲にフィーチャリングで参加したミーガン・ジー・スタリオンは「2021グラミー賞」で、「今年の新人賞」を受賞した新人ラッパーだ。カーディ・Bのヒット曲「WAP」にもフィーチャリングで参加した。
Big Hitミュージックは「BTSは、ユニークなスタイルの文化アイコンとなったミーガン・ジー・スタリオンのコラボレーションに積極的に参加した」として、「『Butter』に魅せられたミーガン・ジー・スタリオンもフィーチャリングへの参加意思を明らかにし、今回のコラボレーションが実現した」と説明した。リミックス曲については「『Butter』のオリジナルバージョンが持つBTSの独歩的なスタイルにミーガン・ジー・スタリオンのラップが加わってひと味違った魅力を感じることができるだろう」と伝えた。
一方、米国芸能メディア「バラエティー」と「TMZ」によると、ミーガン・ジー・スタリオンと再契約問題で葛藤しているレコード会社の1501 Certified Ent.は、今回のリミックス曲の発売に反対していたと伝えられた。これにミーガン・ジー・スタリオンは、テキサス州ハリス郡の裁判所に緊急で救済を要請し、裁判所がこれを受け入れて「Butter」の新しいリミックス曲が予定通り発売されることになった。