BTS、米「MTVアワード」「今年の歌」「ベストポップ」など5部門にノミネート!9月12日ニューヨークで開催

BTS(防弾少年団)は、米国の有名音楽授賞式である「MTVビデオミュージックアワード(MTV Video Music Awards・VMA)」「以下VMA」で「今年の歌(Song of the Year)」をはじめ、5つの部門の候補に挙がった。

「VMA」は毎年MTVが主催する音楽授賞式で、今年は9月12日(以下、現地時間)、ニューヨーク州ブルックリン・バークレイズ・センターで開かれる。

「VMA」が11日公開した候補リストによると、BTSは主要部門である「今年の歌」を含めて「ベストポップ(Best Pop)」、「ベストKポップ(Best K-pop)」、「ベスト振り付け(Best Choreography)」、「ベスト編集(Best Editing)」など計5部門候補に選ばれた。2019年「VMA」で初めて候補に挙がったBTSは今年で3年目の受賞を狙う。 「ベストK-ポップ」、「ベスト振り付け」部門では、それぞれ3年、「ベストポップ」では2年連続で受賞候補に挙がって、「今年の歌」と「ベスト編集」部門で受賞候補に挙がるのは、今年が初めてである。

「今年の歌」部門では、BTSが昨年発表したヒット曲「Dynamite」がデュア・リパ(Dua Lipa)の「Levitating 」、オリビア・ロドリゴ (Olivia Rodrigo)の「drivers license」、24kGoldnとイアン・ディオール(Iann Dior)が息を合わせた「Mood」などそうそうたる人気曲と競争する。

また、「ベストポップ」、「ベストKポップ」、「ベスト振り付け」、「ベスト編集」部門には、5月に発表した「Butter」が候補に挙がった。

「ベスト振り付け」は、アーティストと振り付けクリエーターの両方に与えられる賞で、グローバルサマーソング「Butter」の振り付けを担当したBIG HITミュージックパフォーマンスディレクティングチームがBTSと共に候補に名前を挙げた。BTSとBIG HITミュージックパフォーマンスディレクティングチームは、「2020 VMA」でも4thアルバム「MAP OF THE SOUL : 7」のタイトル曲「ON」で「ベスト振り付け」部門を受賞している。

また、「ベストK-POP」部門の候補には、BLACKPINKとセレナ・ゴメス(Selena Gomez)の「Ice Cream」、(G)I-DLE「DUMDi DUMDi 」、MONSTA「GAMBLER」、SEVENTEEN「 Ready to love」、TWICE「Alcohol Free」も選ばれた。

5つの部門にノミネートされたアーティストは、BTSをはじめ、ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish )、ドージャ・キャット(Doja Cat)、ドレイク(Drake)、リル・ナズ・X(Lil Nas X)、オリビア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)などである。

外信によると、「ベストグループ(Best Group)」と「ソング・オブ・ザ・サマー」部門の候補は、後日発表される予定でBTSの追加候補指名の可能性もある。

BTSは、昨年「VMA」で「ベスト振り付け」を含めて「ベストポップ」、「ベストK-ポップ」、「ベストグループ」など4冠王を占め、2019年の授賞式では「ベストグループ」と「ベストK-ポップ」の2部門のトロフィーを手にした。

「2021 MTV VMA」は9月12日、米ニューヨーク州ブルックリン・バークレイズ・センターで開かれ、MTVチャンネルなどを通じて生中継される。

2021.08.12