グループ2の注目は、元練習生の1軍メンバー。オ・ソンジュン(元P NATION)、アマル、ウ・ギョンジュン(元P NATION)の3人だ。
確かな実力を見せたオ・ソンジュンは順当にJYPとP NATIONからキャスティングされ、本人に選択権が渡された。ファンが推薦する事務所は50対50と五分五分だったというが、選んだのは古巣のP NATIONだった。
そして、この日最後に登場したのがアマル。ステージではDEANの「D(Half Moon)」を選曲し、家族への恋しさを表現した自作ラップも披露。感情のこもった甘い歌声でステージを圧倒し、J.Y.Parkをあっと言わせた。マイクに乗って聴こえてきた最初の歌声が、アマルが話すときの声だったとし、「できた。わぁ、ダメだと思っていたのに」と背筋がゾクッとし、鳥肌が立ったと感心。「個人的には『LOUD』を始めて、一番良いステージでした」と大絶賛した。
さらに、J.Y.Parkは普段、練習生を選ぶとき、そこまで自分が関わっていないので、直接見ないけれど、アマルのことを忘れることができなかったというエピソードを明かした。オーディション映像で、「なぜ成功したいの?」という質問に、アマルはおばあちゃんとお母さんが、体の不自由な方たちをお世話する仕事をしているが、働き手が足りないので、成功してお金を稼ぎ、それを支援したいからだと答えたという。その瞬間、アマルの顔がJ.Y.Parkの胸に刻まれたそうだ。そんな話をしながら、J.Y.Parkはアマルに「お母さんとおばあちゃんのこと、助けて差し上げることができると思います」とパワーワードで本気でアマルの獲得に乗り出した。
PSYもアマルを高く評価しているのは同じ。「正直に話してください。僕は(キャスティング)何%ぐらい可能ですか?気持ちはありますか」と駆け引きが始まった。すると、その間に“スーパーエージェント”のイ・スンギが入り、アマルから気持ちを聞くと、イ・スンギがPSYに「気持ちはあります」と伝え、PSYも勝負に出た。
こうして、JYPとP NATIONからキャスティングされたため、本人の選択となり、アマルが最終的に選んだのはJYPだった。今回はアマルがJYPを選択するこのシーンが瞬間最高視聴率5.5%(平均2.9%)を記録した。
また、番組最後に発表される恒例の事前ファン投票中間集計(8月7日午前基準)では、ついにトップが交代!なんと着実に人気上昇中のケイジュが、6週連続1位だったイ・ゲフンを抑え、1位に。2位はイ・ゲフン、3位はチョン・ジュンヒョク、4位はウ・ギョンジュン、5位はアマルという順だった。次回は勢いに乗りまくるケイジュとイ・ゲフン、ウ・ギョンジュンの事務所が決まるが、予告を見るかぎり、またも波乱の予感だ。
WOW!Korea提供