グローバルグループ、BTS(防弾少年団)の2曲目の英語曲「Butter」が、米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」で通算9回目の1位を獲得した。ビルボードが2日(現地時間)発表した。今年の同チャートでの1位獲得回数としては、オリヴィア・ロドリゴの「ドライバーズ・ライセンス」(通算8回)を抜いて最多となった。
「Butter」は5月21日にリリースされ、初登場から7週連続で首位をキープした後、BTSの3曲目の英語曲「Permission to dance」に首位を譲って7位に後退した。しかし翌週に1位に返り咲き、今週もキープした。BTSの楽曲が10週連続で1位を守っている。
一方、「Permission to dance」は初登場1位を飾った後は7位、今週は9位となっている。BTSの2曲が3週連続でトップ10入りした。
「ホット100」でのBTSの1位獲得は、初の英語曲「Dynamite」(通算3回)、フィーチャリング参加したジョーシュ685とジェイソン・デルーロの曲「Savage Love」リミックスバージョン(同1回)、韓国語曲「Life Goes On」(同1回)、「Permission to dance」(同1回)、「Butter」(同9回)の計5曲で、通算記録は15回に伸びた。
BTSリーダーのRMは「いつも身に余る何かをいただき本当に恐れ入るばかりで、それと同時に、僕たちのものながら実は皆さんのものなのだと心に深く刻んでいる」と、ファンコミュニティーアプリ「Weverse」で感謝の言葉を伝えた。
メンバーのSUGAは「はやくコンサートをしましょう」とファンを恋しがった。
「Butter」の23~29日の実績をみると、デジタルとフィジカル(CDなど)のセールスが11万2900件で、前週から2%減少したものの高水準を保っている。音源セールスを基に順位を算出するビルボードの「デジタルソングセールス」でも、前週に続いて「Butter」が1位、「Permission to dance」が2位だった。