そんな中、「牛島居酒屋」第2話では、いきなりエースのKAIが、スケジュールの関係でソウルに戻ることになり、その穴を埋める助っ人として俳優リュ・ドクファンがやって来た。サングラスとマスクで顔を覆っていたが、ムン・セユンがその正体にいち早く気付き、胸倉をつかみながら「お前、誰だ」と熱烈に歓迎(笑)。
実は15年前、リュ・ドクファンの初の主演映画「ヨコヅナ・マドンナ」で共演して以来の付き合いなのだとか。手伝いに来たというリュ・ドクファンに、エースが必要だから「お前は帰っていいよ」と言いながらも「ドクファンが来たから、また元気が出てきた」と嬉しそうなムン・セユンだった。
その後、買い出しから戻ってきたユ・テオとも「久しぶり」とハグをしながら、あいさつ。ユ・テオは同じ町内の仲の良い兄貴分なのだとか。さらに、ドラマ「シンイ-信義-」で共演したことのあるキム・ヒソンにはチョル(目上の人にする丁寧なお辞儀)をした後、やはりハグをし、数年ぶりの嬉しい再会だったようだ。
そして、さっそくKAIと引継ぎをし、仕事を把握していくリュ・ドクファン。すごいのが、役に立ちたいと思い、この日のために入念に準備してきたことだ。前の週に一人で下見に来ていたそうで、新婚夫婦たちへのプレゼントとして、自分で撮った写真でポストカードを作ってきたのだ。さらに、パン作りまで習ってきたと明かし、ムン・セユンを驚かせた。
また、リュ・ドクファンも今年4月に結婚したばかりの新婚なので、3組の新婚夫婦たちに共感する部分なども多く、楽しく会話が弾んでいたし、下見をしているので、どこがオススメスポットなのかをガイドのようにスラスラと説明していたのもお見事だった。
これまで、さまざまなバラエティで“一日アルバイト”を見てきたが、これほど完璧に下準備をし、情熱的に臨む“一日アルバイト”がいただろうか。ムン・セユンがKAIのようなエースを求めていると言ったとき、リュ・ドクファンが「僕の働きぶりを見てもいないじゃないですか」と笑いながら反論していたが、誠実さも垣間見え、素顔がますます気になる不思議な魅力を醸し出していた。
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