昨年日本デビュー5周年を迎えたEXOが、自身初のフィルムライブツアー「EXO FILMLIVE JAPAN TOUR - EXO PLANET 2021 -」を開催。7月21日(水)に東京・中野サンプラザホールにて公演初日を迎えた。
今回のフィルムライブツアーは、日本デビュー後に行われた「EXO PLANET #2 - The EXO'luXion IN JAPAN -」から「EXO PLANET #5 - EXplOration - in JAPAN」までの4本のワールドツアー日本公演の中から厳選されたライブ映像で、映像作品未収録カットを盛り込んで再編集された本ツアーならではのスペシャルバージョンとなっており、昼・夜公演でセットリストが異なる貴重な内容になっている。大型スクリーンに映し出されたライブ映像に、ライブ会場と同等の音響システムが組まれたサウンドと照明やレーザー演出が加わり、EXOのリアルなライブ感を体感できる機会ということもあり、主要都市圏エリアなどでは早々にソールドアウトした会場も多く、期待の高さが伺える。
東京・中野サンプラザホールで行われた公演初日。来場者のみに配られるお土産のマスクが普段使いできるシンプルなデザインとなっていて嬉しい。開演が近いことを告げるBGMが流れ、オープニング映像がスタートした瞬間、白いペンライトが揺れて幻想的な雰囲気を作り出す。レーザーが放たれると、まるで当時のライブ会場にいるような感覚に陥り、どんどん没入していく。妖艶にもクールにもスタイリッシュにも変幻自在に魅せる歌、美しく描くフォーメーションダンス、飾らない自然体な姿など、ハイライトシーンが満載。EXOの魅力がこれでもかと詰め込まれていて、彼らのメッセージや当時の思い出が鮮明に蘇ってくる。
観客たちはコールができない代わりにペンライトを大きく揺らし、ハンドクラップで応え、タオルやミニうちわなどのオフィシャルグッズを手に身体を揺らしたり、集中してじっくりと堪能するなど思い思いに観覧して楽しんでいた。
選りすぐりの映像と息遣いまで伝わるような臨場感あふれるサウンド、その迫力に観る者を熱くさせてくれるだけでなく、1曲を複数公演の映像で見せる楽曲もあり、衣装や表情、ステージングの違いといったパフォーマンス面でも5年間の軌跡と成長を感じることができる。EXOが世界で絶大な人気を誇っている理由や、今だからこそ感じられる新たな魅力を発見することができるはずだ。
公演終了後、熱い感動と心地よい余韻に包まれながら、ライブでEXOに直接会える日がますます心待ちになった。Twitterでは #EXO_FILMLIVE_JAPAN がトレンド入りし、興奮さめやらぬファンたちの感想やEXOへの想いが綴られ、満足度の高い公演だったことが窺えた。
ツアーは今後、新型コロナウイルス感染症拡大防止策を徹底しながら政府および各都道府県から発表されているガイドラインに沿って、ソーシャルディスタンスに基づいた配席で各会場規定キャパシティの50%以下の収容率で開催される。初日は会場での積極的な注意事項の呼びかけなどもあり、観客たちも留意しながら観覧していたので、安心して参加することができた。そんなところからもEXOに対するファンの愛情を感じられた。
10月まで約3ヵ月間をかけて全国47都道府県を巡り、計108公演を開催予定。第一線で走り続けるEXOの歴史を辿ることができる貴重なこの機会をぜひ体感してほしい。
<INFORMATION>
EXO FILMLIVE JAPAN TOUR - EXO PLANET 2021 -
■チケット料金
全席指定 4,000円(税込)
※お土産付き:EXOオリジナルマスク
■ツアー日程・チケットに関する最新情報
https://exo-jp.net/live/tour.php?id=1001989
■オフィシャルグッズ販売情報
https://exo-jp.net/goods/detail.php?id=1001885
■EXOオフィシャルサイト
https://exo-jp.net/