「個別インタビュー」UK(Apeace)、新たな可能性を感じさせる1stシングル「CHECKMATE/君と見る世界は綺麗だ」の注目ポイントは? MVも大反響「実力で認めてもらいたい」(動画あり)

Apeaceのヨンウクがソロアーティスト名義「UK」として、初となるシングル「CHECKMATE/君と見る世界は綺麗だ」を7月20日(火)にリリース!

「CHECKMATE」は男女の駆け引きをチェスゲームとシンクロさせた内容で、グループでメインダンサーを務めるUKがダンスで魅せるナンバー。そして、「君と見る世界は綺麗だ」は今だからこそ気付くことができた、当たり前に過ごす日々の愛しさを綴ったバラードのダブルAサイドシングルとなっている。

現在、グループが活動休止中のため、一人でApeaceの看板を背負っているが、持ち前の社交的、かつ何にでも挑戦する前向きな性格で、マルチに活動を繰り広げているUKがリモートインタビューで今の想いを語ってくれた。

-メンバーたちが近くにいない状況での一人での活動はいかがですか?
やっぱり寂しいなっていうことをいっぱい感じるときもあります。でも、一人で活動をしてみて、例えばレコーディングとかでは、今までは自分のパートをちゃんとカッコよく集中してやればいいっていう感覚でしたけど、今は全部一人でやらなくちゃいけないっていうところがちょっと大変だなって思う反面、自分がやってみたかった音楽ができるっていうこともあって、プレッシャーと楽しみが半分半分って感じですね。
-メンバーたちとは連絡を取り合っているんですか?
ハイ、毎日。SNSの団体チャットルームがうるさくて(笑)。今回、ソロ曲が出るじゃないですか。それでみんなから「カッコよかったよ」、「頑張ってるね」っていう連絡が来ていますし、長く電話をしたりするメンバーもいます。
-特にこの間、よく話すようになったメンバーとかいらっしゃいますか?
シヒョクですね。もともとJ.Dくんとジヌお兄さんとはけっこう連絡を取っている方なので、今でも毎日取っていますけど、みんなが帰国する前に、シヒョクといる時間がちょっとあったんですよ。1カ月ぐらい2人で一緒に過ごしたんですけど、そこからもっと仲良くなって、深い話をするようになったんじゃないかなと思います。
-シヒョクさんですか。意外な気もしますが、何か気が合うポイントなどはあるんですか?
気が合うというより、僕とはちょっと違うタイプだなっていうことは感じました。僕はけっこう情熱的に何かに挑戦したくて、探している人ですけど、シヒョクは隣に誰がいるかがすごく大事かもなって。お兄さんたちの話をちゃんと聞いてくれる優しい弟だから、自分が真面目に接してあげないといけないなっていう弟みたいな感覚です。意外と可愛いところがたくさんあるんですよ。
-ちなみに、メンバーたちの近況はどんな感じですか?
たまにインスタライブをしたり、インスタに近況写真をアップしたりしているので、ご存じの方もいらっしゃると思いますけど、自分の成長のためにボーカルレッスンを受けているメンバーもいますし、曲作りとかをしているメンバーもいますし。あと、僕もたぶん、コーヒーが好きなのでそうしていたと思うんですけど、カフェでお仕事をしながら、コーヒーについて勉強しているメンバーもいますし、今回やっと休みができたので、ゆっくり休んでいるメンバーもいます。そんな感じですかね。とにかく、この状況を乗り越えて、また会うことを楽しみにしています。-今回、グループが活動休止に入ったタイミングで、ソロプロジェクトの活動名を「UK」とされましたが、これはどうしてでしょうか?
今もApeaceの所属ですけど、グループに頼りすぎず、自分がやりたい音楽やパフォーマンスで、今までとは違うところを見せたいなっていう気持ちが強かったので、一人のときはUKっていう名前で活動してみたいなと思いました。
-愛称の「ウク」からとって「UK」とされたそうですが、名前の候補は他にあったんですか?
いろいろ考えてみましたけれど、個人的には英語の方がインパクトもあるし、キレイな感じがするんじゃないかなと思いました。ヨンウクっていう名前は韓国人っていうイメージが強すぎて、日本の文化に染まるのに、逆に難しいんじゃないかなっていう心配もありまして。名前をUKに変えることで、アーティストっぽいし、日本の文化にももっと染まるんじゃないかなと思いました。
-では、ここから曲の聴きどころについて聞いていきたいと思います。ダブルAサイドシングルですが、まずダンスナンバーの「CHECKMATE」。
曲名を聞いたら分かるようにチェスの話ですけど、僕はチェスがめっちゃ好きで、昔からこういうチェスに関する音楽を作ってみたいなっていう思いはずっとあったんです。それで、それをスタッフさんたちに伝えて、めちゃめちゃ踊りたいですっていうことを話したら、男女のラブゲーム、駆け引きみたいな感じで描いてみよう、ってなり生まれた曲が「CHECKMATE」です。最初デモテープを聞いたとき、歌詞がなかったんですけど、いや~、もうこの曲は絶対カッコいい曲になるなっていう確信がありました。

-ダンスの振付は自分で作ったんですか?
今回は作っていただきました。やっぱりプレイヤーと振付師は全然違うなと思いまして。自分で作りながら踊るんだったら、本当に自分が好きなスタイルでできるとは思いますけれども、今回はアーティストとして集中したかったので。
-ダンスのポイントは?
サビに入る前、手で「C」と「M」を作る「CHECKMATE」っていう部分です。そこがすごくポイントだなと思いますし、ダンスで見てほしいところは、ダンスブリッジがあるんですよ。ダンスブリッジからめちゃめちゃ踊って、オチブリッジに入るんです。で、そこから最後に責める「CHECKMATE」までがすごくいい流れになっているんじゃないかなと思っています。
-そして、もう1曲はバラード「君と見る世界は綺麗だ」。
今まで当たり前だったことが実は当たり前じゃなかったっていうことに気付いた自分がいまして、その気持ちをどうしても皆さんに伝えたいし、どうすればこの気持ちが伝わるんだろうっていうことを考えて、そこから生まれた曲です。けっこう好きなフレーズがあるんですよ。(と言って歌い始め)「花には春を夏には青を冷たい風には手をつなぐ理由を言葉さえもいらない♪」。ここがめっちゃ好きです。日本語ってすごくキレイな歌詞が多いなと思いますけど、これって直訳すると、“一年中一緒にいたいよ”っていう言葉かもしれないし、もっと長い文章で説明した方がいいんじゃないかと思う方もいらっしゃると思うんですけど、僕は短い言葉で、全ての意味を含めているってところがステキだなと思っています。
-今回、バラードを一人で歌ってみていかがでしたか?
一人になってから、自分ってこんなに実力が足りなかったっけ?ってことに気付きまして、ボーカルレッスンに通い始めました。このレコーディングをするためにもそうですし、練習量を本当にめっちゃ増やしました。やっぱり一人になった分、バレるじゃないですか。「あの子、歌あんまり上手じゃないね」とか言われたくなくて。それがApeaceのイメージにもつながるので、そういう責任感を持って頑張っています。
-すでに「CHECKMATE」のMVが公開され、大反響ですが、コメント欄は日本語ではなく、外国語が多いですよね?
スペイン語がすごく多いです。
-それにビックリしたんですが、前からそんな感じでしたっけ?
「Shake it up! -Hot Lips-」がちょっとバズって、僕の「Dark Morning」も外国人の方たちのコメントが多くて、すごいなと思いました。僕もビックリしましたけど(笑)。なぜなのか、ぜんぜん読めないです。僕たちも説明できない現象が起きています(笑)。
-そんな中、コメント欄を見ると、日本語では「カッコいい」、「男らしい」というのが多いですが、他にも「ドキドキが止まらない」とか、「中毒性のある曲で、何回も見てしまう」とか。
あ~、それは嬉しいです。
-ご本人的にはコメント欄に何て書いてあったら嬉しいですか?
もちろんビジュアルを「カッコいい」って言われて、気分が悪くなることはないです(笑)。テンションが上がっちゃいますし、いつ聞いてもそれは甘い言葉です。ですけど、やっぱり実力で認めてもらいたいって気持ちが強いので、「この子歌上手いね」、「ダンス上手だね」って言われたら、もっと頑張りたくなります。そういうやる気、テンションが上がるコメントが嬉しいですね。

(2ページに続く)

2021.07.18