韓国のグループ「TOMORROW X TOGETHER(トゥモローバイトゥギャザー)」が、ビルボードのメインアルバム・チャート「ビルボード200」で上位に進出している。初登場140位から最近は5位まで順位を上げ、順調なヒットを見せている。
「TOMORROW X TOGETHER」は2019年に発売されたデビューアルバム「THE DREAM CHAPTER:STAR」でビルボード200の140位にランクインした。その後、2020年に発売された3rdミニアルバム「Minisode1:Blue Hour」で1週目に25位、2週目に112位を記録し、2週連続でランクインした。
2021年には、日本で発売されたアルバム「STILL DREAMING」でビルボード200の173位に入った。日本のアルバムでビルボード200にランクインした韓国の歌手は、「BTS(防弾少年団)」に次いで2組目だ。
最近発売された2ndフルアルバム「The Chaos Chapter:FREEZE」は、ビルボード200で1週目に5位、2週目に34位、3週目に82位、4週目に107位につけ、4週連続でランクインした。発売1週目はトップアルバム・セールスチャートで1位に輝いた。デビュー3年目のK-POPグループとしては歴代最高の記録で、今年に入ってからK-POP歌手のアルバムがビルボード200で記録した最高順位も更新した。
有力メディアも「TOMORROW X TOGETHER」の成長に注目している。米フォーブス誌はビルボード200で5位を記録したこと、トップアルバム・セールスチャートで1位となったことに注目し、「彼らは北米でベストセラーを1回以上達成した数少ないグループの1つ」とした。
英誌「DAZED magazine」は「『TOMORROW X TOGETHER』は若いながらも新人離れしており、K-POP界の期待を集めている」とし、「彼らは全世界が注目した2019年3月のデビュー後、しっかりと成長を重ね、世界制覇を狙えるアーティストとなった」とした。
この評論家は「TOMORROW X TOGETHER」について、「『先輩』にあたる『BTS(防弾少年団)』の効果もあるのだろうが、アメリカでも人気を得られるグループになった」と指摘。さらに、「最近では『SVENTEEN(セブンティーン)』もビルボード200で15位につけるなど、K-POPとそのアーティストに対する関心が全般的に高まっている」とし、「これは、その音楽がすばらしく、共感できるものだという証拠だ。『第二のBTS』ではなく、『第一のTOMORROW X TOGETHER』になることも不可能ではない」と分析した。
WOW!Korea提供